自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ハクサイのみならずキャベツにも

10月に入った。いわゆる下期。あと何十回も寝れば年末になる。早いものだ。それだけ年を重ねたわけだが、害虫さんに野菜を食われるくらいだからまだまだ経験値が少ないと言わざるを得ない。

 

先日はハクサイの惨状を紹介した。

本エントリはキャベツの惨状について報告する(笑)

 

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ついにハクサイに害チュウさんが取り付いた(笑)

キャベツ『彩音』という品種は害虫さんが取り付きやすいのは経験的に分かっていたのだが、こちらにはヨトウムシではなくコナガのイモムシらしきものが取り付いている。葉の裏にいたものだから摘んでポイッと放り投げてしまった。

 

 

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彩音』だけでなく『初秋』にも害虫がいた。ただ幸いなことに成長点が無事であったので被害は最小限。まだ成長点まで進出していないだけだけれどね。

 

 

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これが『初秋』。

 

 

もちろんこの後で農薬散布はしたのだがどこまで食い止めることが出来るのか心配。結局は自分で意思決定し、ネットはしないと決めたのだけれど後々でこういう事態になることは想定できていたのだからこまめに薬剤散布をするべきであった。

 

 

だけど、

 

 

 

何度も言うけど、

 

 

 

週末を狙って天気が悪くなるのは止めてくれ!

 

 

 

そりゃ何も防除しなければ害虫さんくらい来ますよ

実は播種定植以来、本格的な家庭菜園的活動が出来ていない。

 

やる意思はあるのだけれど、雨が降って出来なかったり、前日までに降って圃場がぬかるんでいて出来なかったりして除草はおろか間引きさえ出来ていない。

やれやれ、気象条件には無力なものの、こう週末家庭菜園活動家に厳しいと本当に困ってしまう。

 

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播種して栽培しているハクサイだが、間引きはもちろんのこと、害虫さんからの攻撃が目立つようになっている。

 

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いくつかの株が引っこ抜かれているのだが、どうやらそれはカラスさんの仕業らしい。画像のように葉が不均衡なのはヨトウムシと見られるイモムシの食害によるものだ。撮影後、ごそごそやってみたらヨトウムシさんがいたから。

 

さすがに一回や二回薬剤を散布しただけでは秋冬野菜栽培における害虫との戦いには勝てそうにない。

 

 

いろんな事情があって家庭菜園的活動に費やす時間が取れないのだけれど、せめて週末の数時間だけでも菜園に入れるコンディションに戻ってほしいなぁ。

最近は地面の乾きが遅いから、さ。

 

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定植したハクサイはいい大きさに。不思議とこちらには害虫さんは見えず。

ま、これから見つかるのだろうけれど。 

 

成長点を守りましょう

外ではまだアブラゼミの声を聞くことが出来る。もうだいぶ朝晩は寒くなってきた。蝉たちはどうやって暖をとっているのだろう?

ちゃんと世代交替が出来ているのだろうか?

 

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現在のカリフラワー、ブロッコリー、ハクサイ、レタスの様子。植え穴が余ったのでハクサイを播種。定植後、何者かによってブロッコリーが死滅したからその代わりにレタスを定植。バラエティに富んだ畝になってしまった。なんだか家庭菜園っぽくっていい感じがする(いやいや、家庭菜園ですけど)。

耕耘機が入れられれば除草がてら耕耘してもいいタイミングだ。

 

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この畝はキャベツだけ。早生の「初秋」と中生の「彩音」を栽培。「彩音」は前回栽培時には多くの害虫被害が見られた品種だが、今年は農薬さんのおかげで害虫被害が見られない。

 

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キャベツの残りとハクサイ(苗定植)の畝。

例年だと数株の定植したハクサイが死滅するのだけれど、今年は順調に育っているようにみえる。一部播種で育てている株がある。

 

 

この時期の管理ポイントは、『成長点を食害されないこと』である。外葉はいくら喰われても問題ないが、アブラナ科野菜は成長点がやられると、

①キャベツ → 結球しない

ブロッコリー・カリフラワー → 花蕾ができない

 ※ブロッコリーは側蕾はできるけれど

③ハクサイ → 結球しない

④ダイコン → 根部が肥大化しない

といった最悪な事態に陥るのだ。

 

でもね、イモムシさんも必死だからね、そういうおいしそうなところを喰うんだよね。一番柔らかくておいしいところ。

 

秋冬の野菜栽培は、成長点を死守する戦いでもある。

 

 

間引きを待つ野菜たち。早く間引きしたい菜園主

実は近隣の百戦錬磨の農家さんに、秋冬野菜を防虫ネットを被覆して栽培している方は少ない。多くの方がネットをかけないで栽培している。ちゃんと時期が来れば収穫しているし、適期に播種定植している。むろん農薬さんのお世話になっているからこそだが、今年、当菜園でも農薬を大々的に使用している。

 

例年、播種定植時のみ農薬を使用することはあっても成育過程で農薬を使うことはなかったので今年が初の試みだということになる。

農薬使用ってクセになるんだよなぁ。

なぜ農薬を使用したのか?

理由はちゃんとある。

①忙しい

②ネット、支柱が古くなり、調達する余裕も資金もなかった

③ネットをしてても虫害はある

 

 

①の「忙しい」は理由にならないのだが、今年も10月に国家試験を受験する予定があってなかなか時間が取れないのが事実。なるべく省力化したいと思ったから。平日の早朝、帰宅後、土日祝日のほぼ終日を受験勉強に費やしているものだから野菜と向き合う時間がとれない。今年はやむなく農薬さんお世話になっている。

 

②は①にも関連するが、時間的・金銭的余裕がなかった。

③はネットをしていてもネキリムシやヨトウムシ、コナガの幼虫はやってくる。例年だと丁寧にピンセットでつまみ出し、丁寧に道路に放り投げる。ネットをしていると意外と害虫の発見が遅れることがしばしば。そうすると被害が拡大することがあったのだ。

 

 

とはいえ、マルチ+ネットをしなければならない野菜もある。

もっともそう思っているのは菜園主だけだと思うが近年のゲリラ的豪雨から播種後のタネを守るにはネットが有効だと信じる所以。床が破壊されるとタネが流される。だからこそマルチとネットが必要なわけ。

 

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ぼけぼけなニンジン。ニンジンのためにマルチとネットをしているようなものかな。

 

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播種すれば確実に発芽するのがアブラナ科野菜。これはカブ。菜園主のウデが悪いため、ところどころで発芽していない(ていうか播種を忘れた?)。

 

 

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これはシュンギク。植え穴1つに1株にすると茎が太くなりすぎて収穫しにくいから一穴2株でやってみようと思っている。

 

 

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ダイコン。間引き待ち。

 

 

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播種したハクサイ。間引きしたい。

 

 

このように作業の進捗が悪い。どうしたものだろうなぁ。

 

野菜も緑肥も順調ですね

いわゆる上半期の終わりが近いので忙しい方も多いと思われる。ご多分に漏れず当菜園主も該当するのだが、一刻も早くこき使われない立場になりたいと思うのだがいつまでたっても適わない。

おかげで土曜日の明日も出勤。世の中間違っとる(笑)

 

昨年と同様に今年も夏が終わると秋がやってきた。

残暑がなく、秋らしい気象条件の日々が多いという意味だが、そのおかげで野菜たちの成育はすこぶるよいように思える。

緑肥だって例外ではなく、やはり何事もほどほどの気温とほどほどの雨があれば、どんな作物も育ってくれるわけだ。

 

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市道側に播種したクリムソンクローバーだ。

クリムソンクローバーマメ科の緑肥で、ある程度の大きさで冬を越し、GW頃に深紅色の花を咲かせる。

 

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成育初期のクリムソンクローバーは、シロツメグサよろしく、クローバー的な風合いを見せる。シロツメグサと違ってクリムソンクローバー一年草。花期が終わるとさっさと枯れてしまうのだ。

 

昨年、一昨年とあまり菜園で過ごす時間が少なかったからか、「そのお花、いただけませんか?」と言ってくるご婦人に出会うことはなかった。例年だと2〜3人はそういった方に出会う。だから喜んで差し上げる。

 

クリムソンクローバーは発芽力もあるから次の世代につなげることも容易い。けれど、数年に1回はタネごと新調し、整地かたがた播き直すことにしている。耕耘機をかけるたびに土が良化していることを実感する。

 

 

 

 

プラウ耕

今シーズンは忙しさと体力のなさにかまけてマルチや虫除けネットをかけずに栽培している。その代わり農薬を散布しながら害虫対策を行っているわけだが、今のところ害虫の被害は見られない。農薬さまさまだ。

 

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早朝、菜園に訪れてみた。

夏にお礼を言っているようにお辞儀しているひまわりがみえる。

何年か前のひまわりのこぼれタネが発芽したものだが、奇跡的に2株だけ発芽した。そこそこの大きさになりタネをつけている。このまま朽ちて行くのを待ち、次世代につなげてもらう。

 

雨上がり、菜園は水分を含んでとても幸せそうにみえた。緑が美しい。

野菜も緑肥も雑草も雨に打たれてキレイだ。緑が瑞々しいのだ。

 

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春夏野菜を栽培していたエリアに播種したエン麦だ。一雨ごとに成長してくれる。奥に見えるのはサトイモだが、今年はどの方に聞いてもサトイモが好調だという。それは雨のおかげなのだろう。だから今年のサトイモは期待できそうだ。

 

エン麦は緑肥であり、播種後2ヶ月程度で刈り倒す予定。本来は人力で鋤き込み、腐熟させるという工程を経るのだが、四捨五入すると50歳になろうかという年齢だからとてもしんどい。プラウ耕でも出来ればよいのだが、あいにくそのような設備は持ち合わせていないので諦めるしかなかった。

 

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でも、大型トラクターでプラウするのはいいけれど、トラクターの重みで硬盤層が出来て、深耕のためにプラウするってなんだか矛盾しているようにも思える。

 

もっとも、プラウは鋤き込むことを目的とするのだけれどね。

欲しいなぁ、コレ(笑)

 

 

雨が多いのはよいのだけれど、降ってほしいタイミングというものがあるんだけれど

先の金曜日午後から土曜日のお昼頃にかけて結構大量な雨が降った。おかげで日曜日に予定していた間引きが出来なかったくらい。雨が降れば降ったで間引きは出来ないし、降らなければ降らないで育ちが悪いとかいう。これだから人間ってのは身勝手甚だしい。

雨のおかげで予定していた間引きが出来なかった、というのが主旨。ちくしょー。

 

というわけで月末ではありながらずる休み有給を使わせてもらい、間引き作業をするしかない。

 

 

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圃場によっては稲刈りが済んだところもあれば稲刈りの好機だというところもある。雨が降るとコンバインが入れないから農家の皆さんも「ちくしょー」とか思っているに違いない。

 

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愛犬のシバイヌは無理矢理朝早く叩き起こされて散歩に行かされるものだから、これもまた「ちくしょー」と思っているに違いない。彼は犬らしさがなく、散歩嫌いなのだ。

 

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なんだかすっきりと晴れてくれないな。秋だって言うのに。

 

台風一過、空色は秋、稲刈りはすぐそこに

台風一過の空。

水田との対比がよい。

 

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空色はもう秋だ。

 

このへんの地域の稲刈りは10月の三連休あたりがピーク。

稲刈りが終わるとあっという間に冬が来るような気がする。

 

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最近はヒガンバナが減った気がする。昔はもっと咲いていた気がした。

 

 

堆肥作りも楽しいですよ?

当菜園には堆肥を内製するエリアを設けている。

①自然の落葉樹の落ち葉を集め、落ち葉を放り込んで堆肥化させているエリア

②イネワラをただただ放置して堆肥化させているエリア

③モミガラを(これも)放置して、残渣処理させるとともに堆肥化させているエリア

の3つである。

 

当菜園は450平米もあるので、450平米を満足させる堆肥を内製するのは不可能に等しい。実際のところは野菜栽培に使う目的で内製しているよりもむしろカブトムシを飼育するために内製しているような感じ。目的が変わってしまっているのだ。

 

もっとも、カブトムシさんが勝手に産卵し、勝手に幼虫になってしまい、勝手に上質な堆肥を作ってくれているわけだが、当菜園に使用するほど生産性が高くないのでまだデビューできずにいるわけだ。

 

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ここから数百匹のカブトムシがデビューしていった(はず)。放置した落ち葉もずいぶんと堆肥化が進み、嵩が減ってきたので近くにあったイネワラを突っ込んでみた。

 

ご存知かもしれないが、落ち葉堆肥とイネワラ堆肥はずいぶんと違う。

落ち葉堆肥はさらさらした感じの堆肥である一方で、イネワラ堆肥はねっとりした感じの堆肥。粘質地を好む野菜にはイネワラ堆肥がいいだろうし、普通の野菜には落ち葉堆肥がいいのだろう。

 

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この黒々したのがイネワラ堆肥だ。ミミズとか他の小動物や微生物のおかげで堆肥が出来上がったわけだ。微生物たちに感謝だ。

 

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見た目でねっとりした感じが分かるだろうか?

 

イネワラだろうとモミガラだろうとカブトムシの幼虫が生息する。落ち葉をどかしてみると来年夏にカブトムシになる予定の、ずんぐりむっくりした幼虫さんたちがうようよいた。

 

今シーズンは、落ち葉に米ぬかを大量に散布してもっと太ったカブトムシの幼虫を養殖してみたいと思っている。

 

 

 

え? 理由?

 

 

 

そうそう、カブトムシで儲けたいから(笑)

 

天然物の、大きいサイズのカブトムシっていくらで売れるのだろう?

 

 

皆さんはキャベツとブロッコリーの苗の区別がつきますか?

当菜園では積極的に肥料を散布したり散水することをしていない。緑肥による土作りで微生物の活性化を、自然の降雨を期待、ということでなるべくなら自然に近い形で栽培することで他栽培家と差別化し、高付加価値化による高価格戦略を目指しているからだ。

 

太字の部分、嘘つきました。

 

 

さて、順調なのはハクサイだけではなく、キャベツも順調に成長している。

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確か、早生種の「初秋」と中生の「彩音」の畝だったように思う。

 

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ここまで成長してくれるとキャベツだって分かるようになる。

 

これもキャベツだからね。

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ブロッコリーやカリフラワーは

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この畝なんだけれど、死滅したブロッコリーに代わって定植したレタスは健在。最初に定植したブロッコリーはどうしたのだろう?

少し成長すればキャベツとブロッコリー・カリフラワーの苗の区別は付く。

 

 

少しスペースが空いているからブロッコリーを調達して再定植しようか悩んでいる。もっともブロッコリーも多くは贈答用になってしまうから無理矢理栽培する必要もないのだけれど。

 

ハクサイは播種から育てた方がいいですよ(たぶん)

何年か前、ハクサイ栽培に苗を定植する方法に加えて播種して栽培してみることにチャレンジするようになった。ハクサイ苗がなかなか活着せずに枯れてしまう株がでてしまい、なんとも情けなく思っていたのだ。苗がダメならタネじゃね?とか思いながら播種するようになっただけなのだが、後日調べてみると、ハクサイは直根性の野菜だから(本当は)定植には向かない野菜であることが分かった。

 

でも、どうして苗を売っているのかな?

 

と思いつつ、そもそもハクサイは大きく結球させるのにかなりの技術がいる。「苗半作」とかいうくらいだからタネから育てる方が難易度が高いのだろうと思っていたのだが、生来、へそ曲がりの性格をしている菜園主はタネから育てることにチャレンジするようになった次第。

でもね、根を傷めないように定植すればいいだけのハナシ。

 

タネから育てているハクサイの畝。

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白いのは農薬。そろそろ間引きの頃かもしれない。

 

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ほんと、きれいな葉をしている。害虫さん、来ないでね。

 

一方、苗から育てているハクサイは、

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キャベツと共存しているのだけれど、苗を定植したハクサイも順調の様子。

 

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たぶん、近年にないくらいな様子。マルチなし、ネットなしでここまでキレイに育っているのは初めての経験かもしれなかった。

 

こうしてみると、苗だろうがタネだろうがどっちも変わらないのかなとも思う。今年はたまたまじゃね? と思うのだが、野菜栽培の難しいところは再現性がとれないところ。おそらくは気象条件がよいせいか、どちらも順調に育っているのではないかと思っている。

 

そうそう、苗のハクサイは早生種。

タネから育てているハクサイは中生。

 

間引きを待つ野菜たち

そろそろ間引きした方がいいな、と思っていたら台風と前線による降雨。間引きも雨が降る前日が理想だということで次の週末に先延ばしにしている。

間引きの対象になっているのは、

 

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ピンぼけ全開のシュンギク。やはりところどころ発芽にバラツキが見られた。まだまだウデが悪いな。

 

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ところどころ播種し損ねたカブ。何事も完璧に、とはいかぬものだ(笑)

 

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ニンジン。ニンジンの間引きはまだまだ先なのだがね。

 

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早生種のダイコン。さすがに早生種だけあって成育が早い。気候もいいから立派に育っている。

 

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こちらは晩生のダイコン。本葉の展開が遅めのように見えるね。

いずれにしてもダイコンも間引きが近いかもしれない。

 

今年の秋は害虫があまり見られない気がする。もっとも農薬を散布していることが大きいのだろうが、ヨトウとかコナガが見られない。ま、これから暗躍するのかもね。

 

次の週末に間引きするつもり。

 

植物に話しかけると意外と言うことを聞いてくれます

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今年はエン麦にとっていい条件なのか春夏野菜専用エリアで育つエン麦の成育ぶりがよい。播種後2週間で草丈が15センチになっている。適度な雨が多いことと、残暑がないことが要因だろうと推測してる。

 

先の週末の台風とこれから降ると予想されている雨によって成育が加速するだろう。これで大量の粗大有機物の確保に成功することになる。

 

一方、市道側に播種されたクリムソンクローバー

 

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こちらもまた順調。

 

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マメ科緑肥は初期成育が遅いことで知られているが一冬を越せるだけの大きさを確保してくれればオーケーだ。そうやって言い聞かせているから、きっと言うことを聞いてくれるだる。

 

これは台風襲来前に撮影した画像だ。

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襲来前、という空色が見える。

 

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うーん、

どんより。

 

ダイコンは早生種と晩生種と

ダイコンも例年は2畝で運用している。ダイコンは苗を定植することはないからタネを購入し、播種することで栽培する。家庭菜園愛好家なら常識的なことだ。

なかにはイノベーションを起こすぜ、と苗にして定植。まっすぐなダイコン作りをなさっている方々もいらっしゃるのでは、と思うが、現在ではそういう方にお会いしたことはない。残念なことだ。

 

ダイコンも消費するのには多すぎる量を栽培することになるのが例年。まったく反省もなくそれなりの量を栽培することになるのはこれもまたリスクを回避する目的があるからだ。

 

この時節は、

①害虫攻撃

②台風による風水害

③菜園主の手抜きによる雑草さん攻撃

④上記①~③のセット攻撃と時間差攻撃

が考えられるのでリスクと万が一を考慮したコンティンジェンシープランを立案することが求められる。

また秋なのに猛烈に寒くなったり、秋なのに猛烈に暑かったりというリスクも考えれば「毎年決まった時期に、リスクを考慮して、ポートフォリオを考慮した作付け計画、播種定植計画、管理計画」が実行されるようになるわけだ。

なかなかどうして秋冬栽培は難しいではないか。

 

 

***

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いくぶんピンボケしているが、これは早生種のダイコンだ。ダイコンは発芽率がバツグンにいい。

 

一方、これは晩生種のダイコンだ。

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ピンボケなのはご容赦いただくとして、当菜園のダイコンも順調に育っていることが分かった。

 

当菜園は化学肥料に頼らない栽培手法を追求する変わり者の菜園だから追肥はしない。様子を見てハクサイやキャベツに追肥するくらいだ。当然にダイコンは追肥はなしだ。

ただ、このエリアで野菜を栽培するのは二季ぶりなので追肥が必要になるかもしれない。土壌酸度はアルカリに傾いていたし、有機肥料ばかり使用していたので残肥があるとは思う。

 

ハクサイは苗の定植とタネを播種と

当菜園ではハクサイの栽培を、

①苗を購入し、定植

②タネを購入し、播種

の2タイプで栽培するようにしている。理由は2つある。実はハクサイは直根性であり、定植時に根を傷めることで消失してしまうリスクがあるからだ。今ひとつは、播種することで収穫時期がずれてくれるので一冬中楽しめるから。

 

もっともハクサイは消費するのに時間がかかる野菜だし、漬物にするにしてもこれまた消化するのに時間がかかる。だから毎年近隣住民に配布することになる。例年、2畝で運用することになるが1畝でもよいのではないかと思うくらい余ってしまうのだ。

でも2畝で運用する。やはりリスクを回避したいから。

 

 

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晩生種のハクサイが発芽した。マルチに見える白い斑点は農薬が雨で溶けたもの。慎重に間引き。これもリスク回避でネキリムシ対策。ネットをしようがマルチをしようがネキリムシは唐突に現れる(笑)

 

 

定植したハクサイは、

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こんな感じ。虫食いの様子もなく順調に育っているのはやはり農薬のおかげなのだろう。これじゃ農薬が止められなくなってしまうな(汗)

 

 

と、ふと一番手手前の苗が奇妙な体裁をしているのに気がついた。

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これさぁ、ハクサイじゃないよね。なんか青梗菜とかそんな感じがするんだけれど?

 

ハクサイはこうだもの。

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ちくしょー。

ジョイフルめ(怒)