自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

今年もあと2週間余りですなぁ

先の週末は比較的のんびりとすごすことが出来た。もっとも家庭菜園的活動が一段落した上に収穫作業もなかったからだ。落ち葉も必要数を拾い上げたので特段やることもなく、ゆるりとした天候で家庭菜園的活動日和だったのだが自宅でまったりと過ごしていた。

 

もう今年もあと2週間あまり、か。

ほんと、月日が経つのは早いものだ。

 

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夏季に咲く花なのに真冬でも咲いている。我が家はバツグンに日当たりだけはよい。さすがに霜に当たると枯れてしまうのだろうが、それでも毎年咲いてくれる素敵な花だ。残念ながら名前は知らないのだが。

 

 

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寄せ植えっぽいイメージでビオラをまとめて植えている。寄り添った感じがよい。

 

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ビオラはまとめて植えたほうが見栄えがいいんだ。

今更ながらそう思った。来年からはこういうふうに植えよう。

 

 

***

これからものすごい速さで年末を迎えることになる。ちゃんと計画的に何やるか考えておかないと何もしないままに年末年始を迎えそうだ。

 

 

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この時期は赤い花がよく似合う。

 

 

2017.11.4に定植したタマネギの様子

しばらくモミガラの話が続いた。菜園のモミガラBOXには越年用のサトイモの種芋が入っている。完成したモミガラ堆肥を使うのはやぶさかではないのだが、当BOXにはいろんな生物がいるのでなかなか掘り返せないでいる。

まぁいい。今日はタマネギの話。

 

11月に定植したタマネギ。

会社で家庭菜園を営む定年退職間近のオジサンは11月下旬に定植したらしい。彼は埼玉県の所沢というところに住んでいるのだが、

「少し遅くないですか?」と問うと

「毎年この時期ですよ」とのたもうた。

「今年は寒いから早めがよかったですね」と問うと

「まぁ大丈夫でしょう」と言っていた。

確かになんとかなるのだろうけれど、何事もリスクは考えておく必要はある。

 

そのタマネギ。

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定植当初から小さかった苗は消滅しそうだけれど、ほとんどの株が活着したようだ。

 

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一冬越してまるまる太るのだから、立派やね。

 

 

タマネギは定植する時期、苗の大きさ、追肥する肥料の量など制約条件が多い。それに越冬野菜は気難しいのか、ヤキモチ焼きなのか、ツンデレなのか、除草しながら語りかける必要がある野菜だ。保存が利く野菜だからそのための管理が必要、ということだ。

 

 

菜園のモミガラ堆肥

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当菜園は堆肥を内製している。ただし、積極的にではなく、副産物的に、だ。

上記画像は菜園に設置しているモミガラ堆肥BOXの様子。周囲の囲いのベニアも傷んできており、装置そのものの更新が必要な時期に来ているようだ。

 

当BOXは収穫残渣を放り込んでおく目的で設置されたもの。これもまた積極的に堆肥化させようなどとは夢にも思っていない。

先日1,000リットルのフレッシュなモミガラを投入している。あともう1,000リットルは必要かもしれない。

 

実はこのBOXにはカブトムシの幼虫が住み着いている。つまり堆肥化出来ているのだ。もっとも表面はフレッシュなモミガラではあるが、底の方は黒々とした立派な堆肥になっているわけ。

 

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白いのがフレッシュなモミガラ。黒いのが堆肥化したモミガラ。

 

もう少し拡大してみようか。

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黒いのを取ろうとした際、フレッシュ品も入ってしまった。黒いモミガラにはミミズが多く生息していた。

ほとんど土状になっていたのでもう少しモミガラを投入する必要がありそうだ。

 

冬にやること出来たじゃんって?

 

 

まぁね。

 

 

新規生ゴミ分解処理装置、設置完了

今回更新した生ゴミ分解処理装置は3基である。画像は2基しか写っていないけれど。

 

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内部はモミガラ→米ぬかの層になっているのだが、

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米ぬかがサンドイッチされているのだ、というイメージだと理解しやすいだろうか?

 

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モミガラは乾燥しやすいというか、なかなか水を含んでくれないので米ぬかで覆うようにしてみた。こうするとスズメがやってきて米ぬかの表面を啄んでいく。何をしているのか聞いてみたいのだがなかなか訊ねる機会に恵まれないでいる。2018年の目標にでもしたいくらいだ。

 

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散水後はこのように水分を含んでいるように見えるのだが、なかなかどうしてプランターを持ち上げてみると軽量なのだ。

 

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だから表面を米ぬかで覆うのは水分の蒸発を防ぐ役割もあるのかもしれない。

 

あとは気が向いたら生ゴミを投入し、気が向いたら撹拌し、気が向いたら微生物資材を投入するだけ。あとは時間が解決してくれる(笑)

 

本当は毎年新規で設置を続ければ毎年モミガラ堆肥が生産され続けていくわけだが、気が向いたら更新作業をしているようでは平準化生産は不可能に近い。

 

え?

 

冬の定番作業にすればいいって?

 

 

100%言うことは正しいですなぁ。

 

生ゴミ分解処理装置の更新

本装置の更新は設備投資だ。更新する生ゴミ分解処理装置は耐用年数2年、取得価額5,000円、残存価額ゼロ、償却方法は定額法を採用する。旧設備には売却価額はない。

 

用意するのはモミガラを投入する容器。我が家ではプランターを使用する。

 

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鉢植えのバラを育てていた時に使っていたプランターだ。現在は、世話主の細君がバラの世話の一切合切を放棄したのでバラ専用資材は自由に使うことが出来る。

プランターの底からモミガラが落ちないようにイネワラを底にしいている。

モミガラは近くの農家さんからいただく。タダでいただくわけにはいかないので2袋=1,000円で購入した。

 

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このように底にはイネワラ。イネワラもやがては分解されるしモミガラと相性がいいはず。イネワラは近くの田んぼから拾ってきた。 ←いいのか?

 

これが調達したモミガラ。

 

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2袋で約1,000リットルくらいだろか。

モミガラはフレッシュな場合、なかなか水分を含まないからしっかりと水分を含ませておく必要がある。とはいえ、そんな時間も労力ももったいないから、モミガラ→米ぬか→水分、とサンドウィッチにしてみる。

 

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米ぬか。

 

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モミガラ。

 

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先日紹介したEM-1だ。

これらを使ってモミガラをプランターに詰めていくのだ。

 

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モミガラを入れたら、米ぬかを投入し、よく撹拌。次いでEM-1を投入しよく含ませる。この工程を繰り返すだけだ。

 

簡単でしょ?

 

 

 

堆肥化が進んだモミガラはよく撹拌し、水分補給は適度に行いましょう

モミガラ堆肥のハナシ。

自宅に設置した生ゴミ分解処理装置。ただのモミガラ。しかも大きめのプランターに放り込んだだけのモミガラ。生ゴミ分解とか言いながらこの2つのプランターにはほとんど生ゴミを投入できていない。それでは様子を見てみよう。

 

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堆肥化は進んでいる。11月初めになってから撹拌を繰り返し、米ぬかなどの発酵を促進させる資材も投入した。しかし少し匂いが気になった。原因は水の入れ過ぎ。調子にのって水を入れすぎるとどぶ臭くなる。有機物が腐った匂いだ。このプランターはしばらく放置し、天気のよい乾燥した晴れた日に撹拌していく。

 

一方、もう一つのプランターは、

 

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混ぜてみると発酵が途中であることが分かる。白く見えるのは分解時に見られる微生物で順調に分解が進んでいる証左である。これもしばらくは放っておく。あまり手を加えるとブログのネタにはなるが、「らしく」なくなるから(笑)

 

 

あと、お勝手口に近いところに設置した分解装置もほどよく堆肥化が進んでおり、そろそろ更新が必要なのではないかと思った。

 

よし、更新作業に入ろう。そう思ったのでまずはモミガラを調達することから始めよう、ということになった。

 

続く。

 

生ゴミ分解処理装置の耐用年数が終わり、減価償却が終わった

我が家には生ゴミ分解処理装置なるものが存在する。

そう、ただのモミガラだ。これが相当に優秀だから重宝する。なぜ優秀か? 世帯主が考える理由は以下の3つだ。

 

生ゴミの分解処理速度が速い

②匂いがしない

③その役割を終えると堆肥になる

 

生ゴミに分解処理速度が速い

 夏季、冬季問わず、フレッシュなモミガラは生ゴミの分解が早い。特に冬季は微生物が活性化しないからそんなわけないだろと思うのだがなかなかどうしてしっかりと分解してくれるのだ。このモミガラは堆肥化が進むと分解の処理スピードが落ちるから交換時も分かるし、米ぬかや微生物資材を投入することで分解が促進される。この処理装置、フレッシュなモミガラはなかなか水分を含んでくれないから最初だけ手を焼くくらい。2〜3ヶ月で分解が促進される。

 

②匂いがしない

 我が家では野菜屑しか入れていないのだが、モミガラは魚のアラなどもよく分解してくれるようだ。匂いをさせないコツは投入した残渣にまんべんかくモミガラが付くように混ぜること。つまりは投入する残渣は適度に小さくする必要があるし、適度にモミガラを混ぜる必要があるということだ。こうすることで匂いがしなくなり周囲に迷惑をかけることもない。

 

③堆肥になる

 堆肥化が進むと生ゴミの分解速度が著しく低下する。このような状態になったら堆肥として使用できるレベルとなる。モミガラはC/N比が高い有機物だしケイ酸を含む有機物だから堆肥になるまでに相当な時間がかかる。経験的には、積極的に堆肥化を進行させない運用ならば2年は必要だ。モミガラの色が黒ずみ、モミガラの中にミミズなどが現れたら堆肥化が進んでいると判断できる。当菜園ではタマネギ栽培を行う時にモミガラ堆肥を使用した実績がある。

 

 

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自宅庭にある生ゴミ分解処理装置である。設置は2年前だ。今年で3年目に突入している。堆肥化が遅いなと思っていたのだが、それはただの撹拌不足で世帯主の怠惰が要因であることが判明した。やれやれだ。

 

色味的には堆肥として機能しそうに見える。問題は中身だ。

 

 

続く。

 

今日は12月8日だ

これがお歳暮。

 

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ハクサイ2株、キャベツ3玉、ブロッコリー2個、カリフラワー1個、ダイコン2本。スーパーで購入すればそこそこいい値段になりそうな秋冬野菜をどーんとプレゼント。

 

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ブロッコリーはなかなか花蕾が大きくならなくてドキドキしたけれど、順調に大きくなってくれた。おかげで豊かな収穫となっている。一方でカリフラワーは

 

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若干収穫が遅れたため花蕾ががだがだになりつつある。カリフラワーは霜に弱いので本格的な冬シーズンが始まる前に収穫を終えなくてはならない。

肥料をあげなくてもこれだけ大きくなる。野菜の生長に必要なのは肥料ではなく、適度な水分と健全な土壌なのだ。

 

カリフラワーは頂花蕾しかつけないんで収穫後の株は引っこ抜いて処分することになる。ブロッコリーは側花蕾が付くのでそのまま放置。コブシよりも小さいくらいのサイズのブロッコリーが収穫できるようになる。

 

サトイモは1株掘り上げた。一番手前の株だ。

 

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一気に掘り上げないで必要な時に必要な分だけ掘り上げるというのがいいね。

実は今年のサトイモは豊作に近いかもしれない。最大の要因はやはり雨が多かったことだと推察できる。日光も湿度も気温も必要なんだろうけれどサトイモの好物は水分だ。今年のサトイモは適度な大きさのイモがごろごろ取れている。

しかしいくら地中にあってもあまり湿気があるようだとイモが腐ってしまうので本当はイネワラを敷き、さらにその上からビニールを被せておくのがいいようだ。

 

え? 

 

当菜園はどうするかですか?

 

 

そういうことはしないですよ。

 

 

 

お歳暮で秋冬野菜はいかがでしょうか?

12月の菜園は静かだ。

周囲には人っこ一人いない。百戦錬磨の農家さんたちはすでに冬眠に入ったのかもしれない。菜園でせっせと仕事しているのは自分しかいないのではないかと思えるくらい周囲には誰もいない。

 

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12月の太陽に照らされてエン麦が輝く。真冬になってもこういう穏やかな週末が欲しい。

エン麦はこのまま来年春のシーズンインまで放置することに決めた。裸地にしておくとロクなことないし、愛犬ロクロウがエン麦をむしゃむしゃ食べてくれるから刈り倒すのは忍びないと思ったからだ。

 

この後、野菜をいくつか収穫した。お歳暮、ではないけれど、お世話になった方達へ野菜をプレゼントするためだ。

ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ダイコンにサトイモ。

これだけあげれば喜んでくれるだろう。

 

インスタ映え? あ、流行語ね

気づくともう12月になっていて心なしかせわしない感じがする。

細君の付き合いで近くのショッピングモールに出かけた。細君は「インスタ映え」とか言って正面にある巨大なツリーを撮影している。世帯主もインスタ映えと呟いて撮影してみたのがこれだ。

 

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もう世間はクリスマスモードなのだ。

 

細君は用事を済ませると満足した様子。世帯主も本屋に行けたので満足した。

さーて、帰宅したら新しい生ゴミ分解処理装置を設置するのだ。

 

 

農閑期のネタで恐縮です

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ようやくダイコンとブロッコリーのサイズが例年並みになってきた。ダイコンは収穫が始まっているので今後スーパー等で購入することはないだろうし、ブロッコリーも堪能している。先日エントリしたニンジンと一緒に収穫したのだが、ブロッコリーと比較するとニンジンの不出来具合が分かっていただけると思う。

 

***

今シーズンは昨年と違い、多忙な中にあっても秋冬野菜の播種定植を行ったし、積極的に管理作業を行っている。昨年相当にさぼったおかげで(菜園主の)お腹廻りが肥大化してしまったので絞り込む必要がある。この秋冬はメリハリある活動が出来ているのではないかと思うわけだ。

 

さて、そんな家庭菜園的活動家だが数年前にこういうものを購入していたことを思い出した。

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そう、右に見えるのがEM菌。左は光合成細菌。

ま、有機資材みたいなものなんだけれど、モミガラなどの有機物を分解させるのを促進させるために購入したのだ。光合成細菌は市販されておらず、通販で手に入れたもの。当時、菜園の耕盤破砕対策で光合成細菌が必要だったのだが、破砕はセスバニアに任せてしまったので無用の長物になっていたのを先日見つけ出した次第。

 

というのも、自宅で栽培するレタスなどの葉物野菜の育ちが良くなかったので土壌改良が必要だと思ったから。この冬、有機物の投入や良質な堆肥の投入、有機物資材の投入によって自宅の畑の土質を改善させたいと思っている。

 

経験的にモミガラの分解に一役買ってくれたという経験があるので少しは役に立ってくれると。ま、高価なものだったしせっかくの資材だから使わないと意味ないしね。

 

 

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これがEM1という『有用微生物土壌改良資材』で葉面や土壌散布する。実はこのEM1は農業用マイエンザとほぼほぼ成分が同じではないかと疑っている。農業用マイエンザなら自分でも作れるし。

 

そして

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光合成細菌だが、これは実は木酢液に近い液体のような気がする(勘ですけど)。

この水溶液についてはまだ効果を体感したことがない。この冬を通じて何らかの効能を見いだしたいものだ。

 

ということで、いかにも農閑期らしい話題だった、ですな。

 

 

大失敗に終わった2017秋のニンジン

まだ2017秋冬シーズンを総括するには早いけれどこの秋は週末に雨が多く、全国の週末ファーマー泣かせのシーズンだったといえる。当菜園などでは播種して育てる野菜の間引きが遅れ、さんざんな目に遭ったしカブやニンジンなどとうとう間引きを断念したくらいだった。今シーズンは秋が寒かったせいでキャベツの生育はにぶいし、播種した育てるハクサイはなかなか結球してくれない。いや、結球しても巻きが進んでくれないでいる。本当に自然相手の農業は難しいと感じる2017秋であった。

 

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当菜園のニンジンを覗いてみた。

 

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わさわさしているように見えるけれど、間引きをしていないからそう見えるだけ。まじまじ見ると今シーズンのニンジンには欠株が多く、非常に残念な出来映えだった。

 

発芽率が良かったのにその後の手入れを怠ったせいで健全に育てることが出来なかったわけだ。無念。

 

根部も

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間引いていないから太れていない。

 

何本か引っこ抜いて自宅に持ち帰ってみた。

 

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これじゃ大失敗もいいとこだ。

反省。

 

イネワラ堆肥BOXはイネワラ堆肥を内製することを目的に作られたBOX

何でもそうなんだけれど、あることを目的に、あることを実行していると、あることをすることが目的となってしまったり、あることを行うことが手段になってあることを果たすのが本来あるべき姿なのに、手段と目的が逆になってしまうことが多々ある。

例えば、落ち葉堆肥を作るために落ち葉を集めているのだが、なぜかカブトムシの幼虫を育てるために落ち葉を集めている、といった具合だ。本末が転倒してしまっているのだ。

 

当菜園では、イネワラ堆肥を内製する目的でイネワラを調達しているのにイネワラ堆肥の中に落ち葉が入っている。

こんな具合に。

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虫除けネットなどを撤去し、中を覗いてみたところを撮影したのが上の写真だ。もともとはイネワラだけを投入していたのだが、落ち葉を集め過ぎたためやむなくこのBOXに投入してしまったのだ。

今では落ち葉もほどよく分解されてカブトムシの幼虫も住み着いていた。

 

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イネワラ堆肥は、その完成後はしっとりした感じの堆肥となる。イネ科特有の繊維質な、というかほどよく水分を含んだ腐植だ。

一方で落ち葉堆肥はさらさらした感じの堆肥で、ミネラル分を多く含む(らしい)。

堆肥は複数の種類を混ぜることで微生物が多様化し、さらに活性化しまいかと思うのだが、その件に関する論文が見当たらないでいる。

 

本来はイネワラ堆肥BOXなのだから、ここにはイネワラを投入し、堆肥化すべきであると思った。落ち葉は余ったらそのまま放置しておけばよいのだ。

 

虫除けネット等を5Sし、BOXに戻した(←これがいけない)。

 

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この空いたスペースにイネワラが入るまいか?

 

 

 

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そうそう、こんな感じに。

 

 

イネワラ堆肥BOXの整理整頓

家庭菜園的活動のストーブリーグではどうしても管理作業の話題などの付随作業の話題が多くなる。当ブログの場合には

①緑肥にまつわる話

②内製する堆肥の話

多年草など花の話

が中心となる。なかなか世間一般では話題にならないようなネタを提供することが差別化につながるのだろうけれど、マーケティングがうまくいかずにいる(笑) そもそも誰に見てもらいたいのかが明確になっていないため、ターゲットの選定からやり始めるべきだという意見もあるのだが、しょせんは個人のブログだ。

 

さて、本エントリも内製する堆肥に関する話題だ。上記の②だね。

 

当菜園では落ち葉堆肥の他にもモミガラ堆肥やイネワラ堆肥などを内製している。これはモミガラ堆肥BOXの様子だ。

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先日、収穫したサトイモの親芋を保存するのに新しいモミガラを補充したところ。少なくともあと200リットルは補充しておきたい。

当モミガラ堆肥BOXの下の方はすでに堆肥が完成形になっていてカブトムシの幼虫も住み着いている。もともとこの堆肥BOXは収穫残渣を回収、分解するためのモミガラという位置づけだったのだが、収穫残渣の多くは土に鋤き込まれることが多い。だからあまりこのBOXの中には投入されず、分解・熟成を待つこととなっている。

 

一方、イネワラ堆肥はというと、

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現在はこんな有様で、正直に告白するなら物置になってしまっている。

この冬、このBOXを再活用するというのがささやかな目標だ。

 

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こいつは、整理整頓が必要だな。

 

 

2回目の落ち葉拾い

先の週末は天候に恵まれ、気持ちのよい週末を過ごすことが出来た。普段と同じ時間に起床し愛犬ロクロウの散歩を済ませると、やりたかった落ち葉拾いに出かけた。先日残しておいたケヤキの落ち葉があるはずだし、時期的にそろそろクヌギが手に入るだろうと思ったからだった。

 

朝7:10。

落ち葉を拾うにはいい時間だ。人通り少ない時間帯に行うのが良い。

 

せっせと集めること、40分ほど。

 

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今回はクヌギを集めることが出来た。

 

黒っぽい土がついているのは吹き溜まりにあった落ち葉を集めたから。おおよそ一年かけて分解され、土っぽくなっていく。

※正確に言うと土ではないんですね。

 

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ここにある黒っぽいのは土と、有機物が分解されてできた腐植だ。

 

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このように自然と時間をかけて分解されていくと良質な腐植になるわけだ。こういう腐植で育つ植物は立派なものになるんだろうな、という気がした。

 

 

この日は全部で600リットルくらいの落ち葉を集めることが出来た。

 

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50リットルの袋に8袋、100リットルの袋2袋だ。これらは菜園の落ち葉堆肥BOXの中に投げ込まれた。