自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

冬場は圃場を裸地にしないことが大切です

緑肥のある風景。

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これは春夏野菜専用エリアに播種し、生育を続けるエン麦の様子だ。分けつも始まり、地面を覆いかぶせるように生育している。

春夏エリアの北西側には昨年播種したクリムソンクローバーのこぼれた種から発芽したクリムソンクローバーが自生しているが、その他にヘアリーベッチを播種している。

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さすがにマメ科だけあって初期生育が遅めだが、10月半ばでこの大きさなので確実に冬越し出来るだろう。左に見えるのがクリムソンクローバーだ。これは二代目。

さらに市道側はクリムソンクローバー区となっている。

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8月中に耕耘機をかけているんだけれど、それでもこぼれた種から発芽した。

 

このように冬場でも裸地にしないことで地温を下げない効果があるらしい。根圏の微生物の働きによるものらしいが、裸地にしないことで砂埃が舞うことがなくなる。どうしても冬場は乾燥しがちになるので霜が下りたり乾いたりを繰り返すと土の団粒構造が破壊されてしまう。だからなるべく空いている土地には緑肥等で見栄えを良くしている側面もある。ま、冬場に緑があると嬉しいよね。

今年も春夏エリアのエン麦は冬越しさせる予定だ。

それと、サツマイモとサトイモの収穫が終わったら、そのエリアにライ麦を播種する予定でいる。もうこの時期ではエン麦じゃダメだ。ライ麦の方が耐寒性か強いからね。

そろそろタマネギエリアの準備をしなくちゃいけない。