自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話。たまに出てくる仕事の話はストレス発散目的

神奈川は優勝確率35%

今の季節、秋季高校野球がたけなわだ。もちろん北海道や東京を除いて、各地区大会を戦っているわけだが、この成績は来春のセンバツの選考に大きく影響するからセンバツをかけた戦いということにもなる。当ブログ管理人が住む埼玉県の代表は浦和学院と川越東。両校とも初戦を突破し、本日準々決勝が行われる。この準々決勝に勝ち上がり、ベスト4に入ったりするとセンバツが見えてくる。センバツ高校野球は文字通り、選抜されるからベスト4に入ればいいというものでもないけれど、かなり有力になるわけだ。準決勝でコールド大敗したり、高校生らしくないプレーをしたりすると選考に漏れたりする。確か川越東は開催県千葉の一位校の木更津総合と、浦学は山梨一位校の東海大甲府とベスト4をかけた戦いになる。

関東地区は開催県の一位校は「スーパーシード」と言われ、一回勝つとベスト4に入れるという仕組みになっている。全国屈指の激戦区だけあって、このスーパーシードに入るために開催県の高校は何が何でも一位を狙いにくるのだ。一位と二位では大きな差、というのがこういうところでも表れている。しかしながら開催県の一位校というプレッシャーのためか、あっさりと敗退するケースも枚挙にいとまがない。*1ちなみに昨年は茨城県開催で一位校の霞ヶ浦、二年前の群馬県開催の一位校の前橋育英、三年前の山梨県開催の一位校の東海大甲府は初戦で敗退している。開催県の一位校がスーパーシードで勝ったのは平成22年の埼玉県開催の浦和学院*2さらにいえば、平成21年は千葉県開催だが、一位校の千葉商大付は再試合の末、敗れている。平成20年は開催県の一位校の慶応義塾が優勝しているし、19年は開催県の一位校の宇都宮南、18年は茨城県開催で一位校明秀日立がいずれも初戦で敗退。17年には群馬県開催で一位校の高崎商が惜しくも準優勝。16年は山梨県開催で一位校甲府工は初戦を突破したものの、準決勝で優勝した東海大相模に敗れている。15年は埼玉県開催で一位校春日部共栄は初戦で敗退している。*3

26年 千葉開催  一位校  木更津総合 ??

25年 茨城開催  一位校  霞ヶ浦   初戦敗退  優勝校:白鴎大足利

24年 群馬開催  一位校  前橋育英  初戦敗退  優勝校:浦和学院

23年 山梨開催  一位校  東海大甲府 初戦敗退  優勝校:浦和学院

22年 埼玉開催  一位校  浦和学院  優勝

21年 千葉開催  一位校  千葉商大付 初戦敗退  優勝校:東海大相模

20年 神奈川開催 一位校  慶応義塾  優勝

19年 栃木開催  一位校  宇都宮南  初戦敗退  優勝校:横浜

18年 茨城開催  一位校  明秀日立  初戦敗退  優勝校:千葉経大付

17年 群馬開催  一位校  高崎商   準優勝   優勝校:成田

16年 山梨開催  一位校  甲府工   ベスト4  優勝校:東海大相模

15年 埼玉開催  一位校  春日部共栄 初戦敗退  優勝校:土浦湖北

過去11年間で開催県一位校の初戦敗退率が63.6%、開催県の一位校は4割弱しか初戦を突破出来ないということになる。これが過去20年ではどうなるかというと、

14年 神奈川開催 一位校  横浜    優勝

13年 栃木開催  一位校  宇都宮工  優勝

12年 茨城開催  一位校  常総学院  優勝

11年 千葉開催  一位校  拓大紅陵  初戦敗退  優勝校:東海大相模

10年 群馬開催  一位校  桐生第一  初戦敗退  優勝校:市川*4

 9年 神奈川開催 一位校  横浜    優勝

 8年 山梨開催  一位校  日大明誠  ベスト4  優勝校:春日部共栄

 7年 埼玉開催  一位校  浦和学院  優勝

 6年 栃木開催  一位校  作新学院  初戦敗退  優勝校:桐蔭学園

過去20年間では初戦敗退率=50%。当然だが、初戦突破率=50%。開催県一位校優勝率=35%となっている。

開催県は持ち回りだから、その年の勢力図みたいなものを考慮しないので開催県だからといってホームとかアウェイとか関係なさそうだ。

 5年 茨城開催  一位校  土浦日大  初戦敗退  優勝校:山梨学院大付

 4年 千葉開催  一位校  暁星国際  初戦敗退  優勝校:常総学院

 3年 群馬開催  一位校  東京農大二 ベスト4  優勝校:東海大相模

 2年 山梨開催  一位校  市川    優勝 

 元年 埼玉開催  一位校  伊奈学園  ベスト4  優勝校:霞ヶ浦

平成に入ってからの25年間では初戦敗退率=48%であり、開催県一位校優勝率=32%だということになる。要するに、スーパーシードは一回勝てばよいというプレッシャーから初戦で力を出し切れずに敗退するケースも多い一方で、30%程度の確率で優勝出来る可能性もあるということになる。試合数も三試合で済むし、最大でも三連戦だから日程的にもスーパーなはず。開催一位校以外は日程的に不利だが、一試合経験しているチームと対戦するから経験値的には有利。開催一位校に優勝が多いのは日程的メリットの影響だろうか? 初戦で敗退するのは、開催一位校であり、かつ一回勝てばセンバツが見えてくるというプレッシャーゆえか。

その年の地区大会優勝校も並べたみたが、過去25年間で群馬県の優勝がないのが不思議だ。平成に入って夏の甲子園では二度も全国優勝しているのにね。栃木は二回。茨城と埼玉が五回ずつ。千葉は一回。山梨は三回。さすが神奈川は図抜けている。優勝回数は九回。優勝確率35%だって。神奈川すごいね。

それと平成になってから関東地区大会の連覇は浦和学院のみで、しかも三連覇。平成22年から秋季関東地区大会では負けたことがない。また、全国各地区の優勝校が翌年のセンバツで優勝するとは限らないし、明治神宮大会の優勝校がセンバツ優勝するとは限らない。なかなかどうして難しい。

 

*1:過去の大会でスーパーシードの高校が初戦で敗れ、一回も勝利していないのに選抜出場を決めたという事例が関東地区であった

*2:当時、開催県(ホスト)は今年は大したことないからというもっぱらの評判だったらしい。でもその年の関東優勝校は浦和学院だった

*3:傾向的には勝てば優勝、準優勝に近づくがコロッと敗退してしまうことも多いということだろうか

*4:山梨県の市川です