明日から今月二回目の三連休だ。この三連休が終わると一気に年末モードに突入する。当ブログ管理人は年末年始は九連休となる。でも年末年始だからといって特別なことはない。夜更かしもしないし、朝寝坊もしない。元旦はともかく、朝から暴飲暴食することもない。
今回の年末年始は現在でも続けているある勉強に専念したいと思っている。勤務の合間を縫って勉強するようにしているので、まとまった時間で集中して勉強を進めるのには絶好の機会だ。
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当菜園は緑肥による土作りをメインにして、ゆくゆくは無農薬無肥料栽培を目指している。現状は、必要があれば農薬を使用する。トウモロコシのアワノメイガ対策だったり、秋冬野菜定植時のネキリムシ対策だったり、サトイモに付くハスモンヨトウ対策だったり。必要以上に使用しないだけで農薬を否定するつもりはない。また当菜園では有機肥料を使用することが多い。同じように化成肥料を否定している訳ではない。必要があれば化成肥料を用いる。化成肥料はいわばサプリメントだと思っているから。要するに必要以上には使わないだけ。いずれは無肥料で栽培出来るように土作り出来れば、ということで継続して行っていることが緑肥栽培である。
また当菜園では春夏野菜専用エリアと秋冬野菜専用エリアを完全に分割している。だから一方で栽培している頃、他方では緑肥栽培が可能になるという算段だ。緑肥を用いる目的は、①センチュウ密度の低減 ②地中の微生物の活性化 ③粗大有機物の確保 であり、季節に応じて緑肥を使い分ける。
現在は秋冬エリアで野菜を栽培しているので春夏エリアでは緑肥が育っているということになる。これが現在の春夏エリアの様子だ。
エン麦が青々としている。なお、画像手前に見えるのはクリムソンクローバーとベッチであり、位置的には北西側なので早春の北西の季節風を低減する目的で春になると活動が活発化するクリムソンクローバー並びにヘアリーベッチを北西側で育てているわけだ。
画像は、現在の、北西側に播種したクリムソンクローバーとヘアリーベッチの様子だ。エン麦が左にたなびいている様子がご覧頂けると思う。つまり画像右側から左側に向かって季節風が吹くので画像左側、すなわち北西側にクリムソンクローバーとベッチがいるというわけだ。
この時節にはクリムソンクローバーは一段と大きくなる。これが一冬越し、三月にもなると成長を加速させるのだ。
一方、ベッチは
場所によってモコモコ感が異なるが、寒さに強い緑肥なので元気一杯に広がりを見せている。こちらもGW過ぎになると紫色の花を咲かせる。夏に向かうにつれて枯れていき、自然にマルチ的な役割を担う。比較的付けたタネはすぐに発芽してしまう傾向にあるので蔓延る前に管理したい緑肥だ。
ご存知のようにクリムソンクローバーやベッチはマメ科の緑肥だから根粒による効果が期待出来る。それに刈り取った後、鋤き込みも容易だ。
一方、イネ科のエン麦やライ麦は根が四方に張り巡るので根圏に多くの微生物が集まることが知られている。また、自然と土を耕してくれる。寒さに強いから地表部は枯れたように見えても春になると復活する。逞しい緑肥だ。
このように当菜園では家庭菜園らしからぬ栽培手法を用いて家庭菜園的活動を営んでいる。