自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ニンジンを収穫してみた

当ブログは「自称週末ファーマーの菜園日記」という。ファーマーと名乗るのもおこがましいがとにかく週末を中心に家庭菜園的活動家として野菜作りに勤しんでいる。キャリアを積むにつれて収量が上がる野菜もあれば収量が落ち込む野菜もある。当ブログ管理人的には経験すればするほど収量が落ちてくる野菜と言えばキュウリが挙げられる。どうしても梅雨時になるとうどん粉病を発病してしまうのだ。一方で安定感たっぷりなのはキャベツやダイコン、ナス、オクラなどといった野菜だ。これらには何の共通点もない。野菜作りに勤しんでいる他には土作りにも執心している。でも今回は土作りについては多くを語るのは止めよう。

今シーズンは初挑戦した野菜がいくつかある。例を挙げるならゴボウだ。こういった根菜類は経験を積むと上手に出来るようになるのだろうか? 圃場は大きいからいくらでもスペースはある。来シーズン以降もいろいろな野菜に挑戦したいと思っている。

 

さて、家庭菜園活動家として活動を始めた年からチャレンジしている野菜がある。それはニンジンだ。菜園主はニンジン作りが苦手だ。発芽してしまえばあとは手のかからない野菜、というふうに言われているが、菜園主にとって最大の鬼門は「間引き」だ。だから間引きさえうまくいけば収穫に至ると分かっている。

当菜園ではニンジンは春播きと秋播きの二回栽培している。春播きは桜前線がやって来た頃、秋播きは8月下旬だ*1。今シーズンのニンジンは8/25に播種した。そのニンジンを試し掘りするときがやってきた。

 

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今作は夏の残暑がなかったことと、適度に雨が多かったこともあり、順調な生育をみせていた。ということでとても楽しみにしていたのがこのニンジンだ。とりあえず手でまさぐってみて適度な大きさになっているものとそうでないものを意図的にチョイスして試し掘りしてみた。

まずは一本目。細くもなく太くもないやつから。

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わお!

少し細めだな。でも又根にもなっていないし、それにまっすぐなフォルムだから及第点をあげた(笑) 次は二本目だが、少し首が細めなのを選んで引っこ抜いた。ところがなかなか抜けず、えい!っとしたら葉っぱだけが抜けてしまった。少し地面を掘り返してやっとのことで抜いたのがこれだ。

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葉が取れているのが二本目に抜いたニンジンだ。ふむ、細いぞ。でもまっすぐだ。なかなかナイスな長さではないか。続いて三本目。これは首が比較的大きいものを抜いてみた。

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左に見えるのが三本目だ。ふむ、まぁまぁではないか。割れもないし、まっすぐに育ってくれた。でもずいぶんと長いものだ。五寸以上はありそうだけれど。

今後は必要なときに必要な分だけ収穫することになる。

 

これら収穫した三本は豚汁と煮物に化けることとなる。

 

 

*1:家庭菜園本によれば梅雨末期のたっぷりと水分を含んだときに播くとあるが当菜園は緑肥計画の関係で播種が8月下旬となる