自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話。たまに出てくる仕事の話はストレス発散目的

2014エン麦の春作

昨日もそうだったんですが、今日も風が強いです。予定では菜園に出たりバラの世話をしたりする予定がこんな強風下でやっても能率が上がらないのでやむなく自宅待機状態になっています。風の音がブンブンするもんだからその音だけでうんざりしております。

今日のエントリは2014年の春に栽培した、秋冬野菜専用エリア用のエン麦栽培についてです。

(何度も書きますが)当菜園は春夏野菜と秋冬野菜を栽培するエリアを完全に分割しています。春夏野菜を栽培している頃、秋冬エリアでは緑肥が育てられ、逆に秋冬野菜が栽培されている頃には春夏エリアでは緑肥を栽培しているといった具合です。

2014年の秋冬エリアの土作り、という話題になるのですが、秋冬エリアは春夏エリアに比べると面積的に30%ほど小さいように設計してあります。それに秋冬野菜はどうしてもアブラナ科が多いもんだからどうしても連作することになる。だから、センチュウ密度低減効果のあるエン麦をしっかりと育てることで連作障害の回避を目論んでいることと、エン麦を鋤き込むことで地力向上を狙いとしてエン麦という緑肥を栽培しているということになります。

例年だと秋冬エリアのエン麦は上手に育たないことが多かったのですが、2014年については立派に大きくなってくれました。鋤き込むべき粗大有機物の量としては満足する結果となりました。うまくいかなかった2013以前と2014年にどんな差異があるのかを検証する意味でもこうやって文字に残してみたいと思う。

 

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2014/04/19 エン麦用意

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播種したエン麦はいつもの「ヘイオーツ」です。2袋使いましたので合計2kg播種したことになります。播種日も4/19で、例年よりも三週間程度遅くしました。春先は低温傾向だからなかなか発芽してくれないのではないかと思ったからです。

 

 

 

 

2014/04/19 エン麦播種

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前作の秋冬野菜を整理した後で耕耘機を走らせました。冬の間に生えた雑草も一緒に鋤き込んだ後でエン麦を播種しました。雨が降ってくれれば発芽します。画像右奥に見えるのはタマネギです。

 

2014/04/27 発芽確認

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 発芽するまでに何回か降雨があったと思いますが、例年通り少雨傾向です。エン麦は雨後に急激に成長するイネ科作物です。少雨傾向が続くならば近くの用水路から水をくみ上げて散水しようと思っていました。

 

 

 

 

2014/05/01 播種後二週間

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エン麦の緑が目立つようになりました。まだ疎らに見えますが分けつが進むと一面が緑の絨毯になっていきます。エン麦はGWに入り、気温が上がり始めると急激な成長を見せるようになります。

 

2014/05/11 草丈15センチ程度

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 地面が乾いている様子が分かると思います。エン麦を始めとするイネ科作物はその尖った葉先で夜露を受け止めて雨不足に耐えています。よく出来ていますよね。撮影後、近くの用水路の水で散水しています。

 

2014/05/22 播種1ヶ月

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分けつも進み、だいぶ大きくなりました。画像奥にはイネワラが転がっています。春夏エリアで使用するカボチャ・スイカ用の敷きワラです。

 

2014/05/31 草丈30センチ程度

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緑の絨毯になりつつありますね。初夏の緑色は映えますね。いい色してます。

 

2014/06/11 梅雨時

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一部の株で穂が出てきました。刈り払う時期を定め、鋤き込み計画を立てた頃ではないでしょうか。これだけの粗大有機物ですから鋤き込みに難儀することが考えられました。ましてやこの湿気の中での鋤き込みですから何回かに分けて作業をしなくては死んでしまいます(笑) もう若くないから。

 

2014/06/21 刈り払い

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全体的に出穂しています。これはそろそろ刈り払う時期ではないかと。これ以上穂を成長させるとタネの方に栄養がまわってしまい、緑肥としての意味がなくなってしまうと判断したからです。刈り払い機を持ち出してブォーンとやってみました。

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 見ても分かるように大量の粗大有機物が確保出来ました。これを人力で鋤き込んでいくわけですね。

 

2015/06/21 鋤き込み開始

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手順的には、まずはスコップで溝を掘るように天地返しして、その溝にエン麦の枝葉を埋め込む。次の列に移って、天地返しした土で被せていくようなイメージです。これを一本のスコップで行う訳です。

 結局三週間ほどかかって鋤き込みは終わりました。2014シーズンは土日に雨が降ることが多く、なかなか計画通りに鋤き込み作業が進捗しなかったというのがその理由です。

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例えばここまで進んでも、その後で雨が降り出してやむなく中断、とか週末に朝から雨が降っているとかでなかなか進みませんでした。

途中、鋤き込みを続けている中で

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二年前に鋤き込んだ有機物を見つけることが出来ました。画像の黒い部分がそれです。二年前はエン麦を上手に育てることができずに落ち葉などの有機物を鋤き込みました。おそらくは落ち葉などの腐熟したものが黒いモノだと思います。

本作業はスコップで下30センチくらいから天地返しします。定植までに計4回程度耕耘機を走らせますが、さすがに下30センチまでロータリーをかませることは出来ません。ひょっとしたら下30センチじゃなくて20センチくらいでもいいのかもしれません。

 

2014/07/13 鋤き込み作業終了

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ようやく鋤き込み作業が終わりました。まるまる一ヶ月ほど腐熟を待ちます。夏だし、播種定植までに二ヶ月弱あるので問題ありません。本当はもう少し早く終わらせたかったんだけれどね。

 

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このように播種定植までにはエン麦の播種から始めて、というような工程を経るのですが、実際に播種定植は9月でも4月から仕込みが始まっているというわけです。もちろん、こんなことをしなくても野菜は育つのでしょうが、いかんせん、地力が弱いもんだからこんなことしながら地力を付けさせているということになりますかね。

このあと、8月上旬には夏の雑草を刈り払ってから耕耘しました。