安納芋が家庭菜園で栽培出来るようになったのはつい最近のことではないでしょうか? それまでは「ベニアズマ」とかそんな品種しかなかったような気がします。しかも安納芋の苗がHCで入手出来るようになったことが大きいですよね。
安納芋の存在は前々から知っていて、ここ埼玉地方でも栽培出来るんじゃないかと思っていた矢先、安納芋の苗を見つけることが出来ました。安納芋の栽培は2014シーズンで二回目。本エントリはその記録です。
2014/05/04 畝用意
苗を入手後、しばらくバケツで水を吸わせています。その間畝を用意。もともとは鹿児島県出身の安納芋ですから地温を上げておかないとね。
2014/05/05 定植
例年、サツマイモはGW後半に定植しているのですが、どうしても5月下旬頃までは乾燥しがちです。だからせっかく定植した苗がダメになるケースが多々あります。本当はもう少し定植時期を遅らせたい。そうすると苗の入手時期も遅くなる。そうすると苗はもう売り切れているってなっちゃいますよね。もうやむなくGW後半の定植になってしまっています。
もともとサツマイモの苗は頑丈なんですが、乾燥にだけは弱いもんでこの5月の気象条件、とくに湿度が問題。毎日散水することは出来ないのでなかなか難しいのです。
2014/05/25 活着確認
無事に活着したようです。このように活着した株が多い中でやはり乾燥に耐えきれずに消えてしまった株も存在しました。
画像手前二つがダメになりました。安納芋もそうですが、サツマイモの多くは活着さえしてくれればあとは完全に放置です。蔓返しとか草刈りはしてもその他の作業は基本的にはありません。
2014/06/14 成育中
さらにまたいくつかの株が消滅しています。なかなか安納芋って難しい。20株定植したうちの約半数弱が消えてしまいました。
このまま夏を迎え、どんどん暑くなればなるほど安納芋もおいしくなります。サトイモと違って散水する必要もないしね。
2014/10/18 試し掘り
10月の安納芋の様子です。2014年は秋が秋らしい気候でした。夏の間は除草したり蔓返ししたりしながらやり過ごしてきましたが、10月になり、冷え込んできつつあるこの時期に試し掘りをすることにしました。
ちょいとマルチを捲って土を掘ってみました。すると適当な大きさのイモが見えています。まずまずの大きさだったと思います。少しアップにしましょうか。
もう一息我慢してもいいかなと思いながら・・・
収穫してしまった(笑) 大きさは満足出来る。この時点で11月初めの収穫を決めました。ご存知のようにサツマイモは収穫後三週間から一ヶ月ほど熟成させると甘みが増すといいます。デンプンが糖に変化するのでしょうかね。だから11月下旬には炭火で焼き芋が焼けるということになります(じゅるる)。
2014/11/03 収穫
20本の苗を定植したのに、収穫に至ったのはこれだけです。それでもこれだけの量を夫婦二人で食べきるのは不可能です。半分くらいはお裾分けになります。この日に収穫したものは12月になればおいしく頂くことが出来ます。
2014/11/23 せっかくだから焼いてみた
10月に試し掘りをした安納芋を焼いてみました。こうやって七輪でしっぽりとやるのもいいものですよ。
こんな感じに焼き上がりましておいしく頂戴しました。
現時点でも自宅にはたくさんの安納芋が残っています。ちょくちょく焼いているのですがなかなか減りません。ぼやぼやしていると春になって腐っちゃうな。