自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話。たまに出てくる仕事の話はストレス発散目的

野菜本に書かれた内容が全て正しいと思ったらそれはダメです

最近あまり本屋で野菜本を眺めることが少なくなった。

理由は次の三つだ。

①マニュアル通りに育たないことが分かったから

②自分の志向する栽培手法とかけ離れているから

③どの本を眺めても同じようなことが書いてあるから

 

実際に経験してみないと分からないことは多いし、毎年同じような収量、成育プロセス、気象条件になるとは限らないので場数を踏まないと理解出来ないのが野菜栽培の本質ではないかと思っている。

野菜栽培のポイントは『土』だ、ということはどの本にも書かれているようだが、実際にどうすればいい土になるのかという点については、一般的なことしか書かれていないのが現状だ。

栽培する圃場の性質から考えて土作りを考えることが肝要なのに、やれ堆肥を入れましょう、天地返しをしましょうとか書いてある。我々は本や雑誌、メディアがいうことをあまり信用しない方がよいのだ。実際に経験したり、インタビューしたりして自分で確かめないと真の情報はつかめないということなのだ。

 

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果菜類の代表格であるトマト。特に家庭菜園ではミニトマトなんかが人気だ。第一に作りやすい。第二に多少水やりを忘れても丈夫に育つ。これが人気の秘訣だ(笑)

野菜本にはトマトの苗の選び方として、節間が詰まっていて葉の緑が濃いのをチョイスしましょうとか書いてある。いついつに肥料をあげて、水をあげて・・・とか書いてあるのだが、そうやって育てたトマトは実においしくない。

そもそもトマトはアンデス地方原産だから水やりは定植時だけでよいのだ。肥料もあげない。トマトにはスパルタ教育を施すといい、なんて野菜本には書けないよね。でも当ブログ管理人はトマトは活着したら一切水を与えない。

【トマトの栽培

○トマトの品種は「麗夏」。ミニならイエローアイコ

○苗の選び方は、がっちりした苗よりは少々徒長気味の苗。葉色は緑が濃いとチッソ過多だからダメ。むしろ薄い緑を好んでチョイス

○定植時は寝かせ植え。下の方の葉をまで埋めてしまう

○散水は定植時、活着まで

○マルチ必須。ビニルトンネル必須

○一房に出来る実を制限する(ミニは制限しない)

当ブログ管理人は例年のトマト栽培を上述したように行っている。トマトは水をあげすぎるとどうしても青臭さが出てしまい、美味じゃなくなる。一方、水分を制限したトマトは甘いし、コクがあるトマトに仕上がる。

例年、大玉トマトは麗夏をチョイスするのは真夏以降でも収穫出来る品種だから。雨に当たると実割れがするけれど、基本的には病害虫にも強い品種だ。剪定した脇芽を差しておくとすぐに活着して第三花房くらいまで実ってくれるのだ。

また、葉色が緑なのは苗の生産者が栽培の過程であげた肥料の効果がでているからで、肥料過多で育ったトマトはこれもまた青臭さが出てしまう。トマトの肥料は米ぬかで十分だ。トマトやスイカなどはまずは栄養成長に肥料を使おうとするから初期においては肥料分を与えるのは好ましくない。いわゆる「樹が暴れる」という状態になってしまう。むしろ初期段階に生殖成長に導いてあげないと収量は上がらない。何回か栽培して経験的に分かったことだ。

 

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このように何回か経験していくと必ずしも本に書かれた内容がすべて正しいワケではないことに気がつく。

このような内容を当ブログで発信出来たら、というのが2015シーズンの目標、かな(笑)