自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

耕耘②

土曜日は終日大宮というところで遊んでいた。だから日曜日が勝負だった。晴れることを祈っていた。さらには寒くないことも祈っていた。風が強くないように、ということを切に願っていた。祈りは通じたようだ。無事に耕耘②とジャガイモの定植が完了したのだ。

 

春夏エリアの準備も例年と同じペースで進んでいる。桜の開花にあわせて播種定植作業を開始するのが定石だからそれまでに準備が整えば良いのだが、何でもそうだけれど早め早めに準備しておくことが大切だ。だから耕耘②は必ずやらねばならない。

この耕耘②は以下のような目的で行われる。

1)前回耕耘時に鋤き込んだ有機物ごと再撹拌することで空気を送り込む

2)根株から枝葉が復活する可能性がある

3)有機肥料をなじませる

1)については前回の耕耘から何度か降雨があった。だから腐熟の進行を加速させたいという意図がある。2)については暖かくなるとエン麦などは根株から芽を出すことがある。だから完全に地中に埋めてしまうことで腐熟させたいと思っているから。3)については、そもそも有機肥料は微生物に分解されることで肥効があらわれるから早く土となじませたい。ということで、こんな目的で耕耘②を行うわけだ。

 

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これは耕耘②が終了したときの画像だ。まだまだ有機物が腐熟しているとは言えなかった。それでも春夏野菜は播種定植の期間が幅広いのでそれぞれ播種定植する頃には腐熟が進んでくれるだろうということで何も考えずに耕耘を行った。

 

ここのところの暖かさで当菜園の緑肥が一段と大きくなっていた。

まずはヘアリーベッチ

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これはクリムソンクローバー

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てんとう虫も活発に動き回っていた。

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どこにいるかお分かりになるだろうか?

照れ屋なてんとう虫はあちらこちらと動き回るもんだからただでさえ写真を上手に写すことができない菜園主は諦めずにカメラを向けてみた。

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てんとう虫は当菜園にあっては益虫だ。アブラムシを退治してくれる。それにクモも益虫だ。クモは畑のハンターなのだ。

 

菜園主は満足して耕耘機を片付けた。

その後、すぐにジャガイモの定植を始めた。

つづく。