フローラ黒田園芸から帰宅後、昼食をとり、菜園に出向いたのは午後1時頃だった。やはり苗を買うとすぐに植えたくなるのが人情ってもんだぜ、とか言い残し、菜園に向かった。当然、オクサマは無言だった(笑) こういうとき、ウチのオクサマは体よく無視することが多い。世帯主の方も返答を期待してはいない。
まずはオクラをやっつけよう。
ここがオクラの定植予定地だ。本当は耕耘機で土をならしてから畝立てしたかったのだけれど、こんなに雨が降らず乾燥していては土の組成を破壊しかねないので耕耘しないで畝立てすることにした。
よいしょっと。
オクラの定植が終わった。マルチを敷いてから植え穴を開けた後、水を注いだ。水がしっかりと引いてから定植。さらに散水した。活着するまで散水が必要だと思われる。畝の奥にスペースがあるが、ここには追加でオクラをあと6株定植する予定だ。
オクラを片付けた後、カボチャの定植に始めた。カボチャは先だって刈り込んだ圃場北西側のクリムソンクローバーが育っていたエリアに定植することにした。刈り込んだクリムソンクローバーがマルチ代わりになってくれるからね。
品種は「えびす」という品種で一昨年栽培したことがある品種だ。カボチャは頑丈な野菜だから活着さえしてしまえばあとは放置しても大丈夫。蔓の管理さえしておけばいくらでも実を付けてくれる。その大部分は贈答用だけれど。
カボチャをやっつけた後、菜園主はナス科野菜の定植に取りかかった。
畝を立て、マルチを敷く前に散水。
散水後はしばらく置いておく。
マルチを敷いて、植え穴を開けたら水を注ぎ、しばらく待つ。で、定植。支柱を立てて誘引。よいしょ。
ものの数分で終了した。ナスは「千両2号」というポピュラーな品種だが、わざわざフローラまで出向いて購入するのにはワケがある。
これがその苗だが、見て分かるように接木苗だ。
そう、台木がそこいらの台木と違うのだ。この辺の地域ではなかなかお目にかかれないのだけれど、トルバムビガーという台木を使用している。トルバムは頑強な接木だからよほどのことがない限り苗がダメになることはない。ただ、樹勢が強くなりすぎることだけが難点かもしれない。ま、家庭菜園向きだよね、頑丈っつうのは(笑) わざわざフローラまで出向くのはこのトルバムビガーが目当てというわけね。
同じ畝にシシトウも植えてみた。
ナス科野菜の定植を終えた菜園主はスイカ苗の定植に取りかかった。
ここは三週間前にマルチを敷いておいた畝だ。実はここにはエダマメ②が播種される予定だったが、エダマメ①が散々だったので急遽スイカの畝にした。蔓は北西側に誘導する。
このスイカも接木苗だ。台木はかんぴょう系だろうな。スイカの定植を終え、ネットをかけて終了。本当はビニルトンネルをかけるつもりだったのだけれど、ここまで雨が降らないと活着してくれないだろうから、しばらくはネットの上から散水するつもり。活着して、親蔓の摘心が完了すればあとは子蔓、孫蔓の誘導だけだからね。スイカも初期生育とその管理がポイントだ。
ここまで定植作業を終えて午後4時半になった。もうやることはないので撤収した。