当菜園は春夏野菜と秋冬野菜の栽培エリアを完全に分割している。春夏野菜を栽培する頃、秋冬野菜専用エリアでは緑肥を栽培し、刈り倒し、鋤き込みを経て秋冬野菜の播種定植に備える。昨年は鋤き込んだエン麦を人力で鋤き込んだ。やはり梅雨時とあってなかなか作業が進捗しなかったのだがなんとか人力で鋤き込むことを貫徹したのだが、今年はどうもそのような時間が作れそうにない。だから耕耘機でエン麦を表層に鋤き込んだらセスバニアを播種し、今度は、深い位置まで根を伸ばしてもらおうという意図でセスバニアを利用する。さらにセスバニアはチッソの固定率が他のマメ科緑肥の数倍高いので秋冬野菜栽培の前の緑肥としては適切な緑肥だと言える。問題は、次の週末の天気と、週中の天気だ。あまり雨が降りすぎると耕耘機を使用出来なくなるし、土日に雨が降れば計画通りに進行しないから。こればかりは神頼みするしかない。
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これはナス。着果した実が収穫出来そうなサイズになったので収穫することにした。収穫したナスはイモ掘りにきた友人Sにあげてしまった。
これからナスなどいくらでも収穫出来る。初物はなるべく自分で食べるようにしてきたのだがせっかく訪ねてきてくれた友人だから迷いもせずに差し上げた。
シシトウにも立派な実がついた。シシトウはいるかい? と訊ねると友人Sはシシトウは食べられないという。ま、誰にでも好き嫌いはある。
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幸いにして、徐々に収穫出来る野菜が増えてきた。夏野菜は次から次へと実を付けるので消費するのに苦労するほど。旬のものだからやはり取れたてはおいしい。
市道沿いのクリムソンクローバーがあったエリアでは何年か前のヒマワリの子孫が大きくなり始めていた。律儀に芽を出してくれることがありがたい。ひまわりを見ると夏なんだなと思う。