毎日うんざりするほどの暑さだ。
当ブログ管理人が住む埼玉県北東部には近隣に「熊谷市」という都市があるが、その熊谷市は暑いことで有名だと言われている。もう少し北には群馬県の館林市という都市があり、やはりここも最高気温が高くなることで有名な都市だ。
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それにしても暑い。
当ブログの著者は暑いのが嫌いではない。いやむしろ好きな方だ。
汗をぐっしょりかくと気持ちがいいし、夏はいろんなところから生命力を感じる。
夏だから食欲が落ちたり、眠れなかったりすることもない。晩酌の賜物だ(笑)
しかしながら屋外で働く労働者にとってはこの暑さは生死に関わる。重度の熱中症にかかれば命を落とす可能性すらある。
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その昔、我が細君と神奈川にある八景島シーパラダイスに出かけたことがある。ここ、埼玉県地方からでは首都高を駆け抜けて八景島を目指すが、八景島に到着した途端に我が細君が医務室に直行したことがあった。診断の結果、熱中症と言われたのだ。車中で水分を摂取しないでいたもんだから軽い熱中症になったらしい。
細君が医務室で休憩する間、当ブログの著者であり、細君を連れてきた張本人はどうしていたかというと、海辺のベンチに座ってしばらくぼうっとしていた。
「あの人、きっと、彼女にフラレたんだね」
「待ち合わせに、きっと彼女が来なかったんだろう」
「迷子かな?」
など、他人がどう考えているのかを妄想しながら「楽しい」ひとときを過ごしていた。9月上旬、しかも平日の八景島は閑散としていたが、それでも何組かの男女が仲睦まじそうに八景島を楽しんでいた。
海なし県に住んでいるから、海を見ていると時間を忘れてしまう。
約半日、医務室で休憩していた細君は元気になっていた。一方で妄想ばかりしていた運転手はくたびれていた。
熱中症という言葉を聞くと、過去のこんな出来事を思い出す。
その頃の様子は、我が家では笑い話になっている。
人間様でさえ、熱中症にかかるのだから、犬だって暑さは苦手なはずだ。
愛犬ロクロウは散歩中、必ずこのような姿勢でまったりすることになる。
でも、彼の場合はもともと散歩が好きではないので飼い主が行こうと誘導しようとするとささやかな反抗を示すのだ。
「ま、暑いし、もともと犬は暑いのが苦手だからな」
などと飼い主は理解する。
くれぐれも熱中症にはお気をつけて。
屋外での作業に向かわれる方に言いましょう。
「ご安全に!」
と。