葉物野菜エリアの隣に余ったタネをばら撒き、虫に住み着いて貰おうという主旨で虫専用エリアを設置している。捕獲したイモムシさんたちを投げ込む場所になるのだが、なぜか今年は害虫が少ない。例年だったら真っ先に取り付くナノクロムシがいないのだ。
やはり晩夏からの長雨が続いた影響なのだろうか?
害虫が少ないのは、それはそれでいいのだけれど、来春にその反動が来てしまうことを心配しちゃうね。極端な変化は必ず反動があるものだし。
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この秋は害虫が少ないと書いたが、それでも害虫被害が顕著に見られるのがキャベツの彩音だ。
新しい葉が展開しつつあり、その生育も順調に見えなくもない。株を観察中、
新たな食害痕らしきものが見られた。当然にピンセットを片手に害虫駆除を目論んだのだが、どこにも見当たらない。ヨトウムシに仕業かと考え、株元や、葉裏、マルチ下まだ探したのだが、発見出来ずだった。それにイモムシ特有のフンも見当たらない。彩音の1株の成長点がいじられた形跡があるのに犯人を見つけられなかった。下の画像だ。よーく見ると成長点が怪しい。
今後どうなるかは見守っていくが、成長点が傷付いた株は100パーセント結球しない。よりによってキャベツにつくことないのに。
秋冬野菜栽培は、このように飽くなき害虫との戦いなのだ。
ま、害虫も必死なんだけどね。