当菜園は市道に隣接した場所にある。もともとは田んぼで、盛り土をした場所だと聞いている。その面積は450平米。とてもじゃないが家庭菜園のレベルの広さではない。そこで当菜園ではその450平米を分割し、春夏野菜専用エリアと秋冬野菜専用エリアとに分けている。さらに緑肥エリアを作り、景観にも配慮することでその広さを有効に活用しようと試みている。
このように市道側を景観専用エリアとし、そこにはクリムソンクローバーを播種している。すでに播種から1ヶ月が経過し草丈が5センチ程度までになっている。
クリムソンクローバーはマメ科の緑肥だ。ストロベリーキャンドルと呼ばれるが、なかなかこの地域では知名度が低いらしく、道行く人、多くはご高齢のご婦人が多いのだが、これは何だ?という質問を受ける。詳しくはwebで、と回答してあげたいのだが、なかなかそういうわけにはいかない。だから聞かれるたびにひどく憂鬱な気持ちになるのだ。あたかもノーベル賞を受賞しメディアに対応している受賞者のようだ。何回も同じような質問をされるのとおなじだ。
クリムソンクローバーはマメ科だから空気中のチッソ分を蓄える根粒をもつ。加えて雑草抑制効果もあるようだ。詳細は雪印種苗のwebをご覧いただきたい。