自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

結球を待つ菜園主、自分のペースを守ろうとするキャベツ

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秋冬エリアの全景だ。タマネギの定植を終えた菜園は収穫を待つばかりとなっている。

実は2016シーズンは、これまで秋冬エリアだった圃場を春夏エリアに衣替えすることにしている。だからこれまで春夏エリアだった圃場は秋冬エリアとなる。現在の春夏エリアにはエン麦を播種していない。

秋冬野菜にはアブラナ科が多い。だから当菜園のように春夏野菜、秋冬野菜を栽培するためのエリアを分割していると当然に連作になる。だから当菜園では連作障害を回避するためにエン麦を間作し、センチュウ密度を低減するという対策を講じているわけだ。

当菜園は「緑肥による土作り」「有機物を鋤き込むことで微生物を活性化」「生物多様性」をキーワードに菜園を運営している。だからさまざまな緑肥を採用し、耕耘機または人力による鋤き込み作業を行い、有機物を積み上げて植物性堆肥を内製化している。

 

え? モノ好きだねぇ、って?

 

そう、モノ好き(笑)

 

当菜園のキャベツ三兄弟。「初秋」「新藍」「彩音」だ。

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結球が本格化した初秋。これは早生種だね。

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葉が堅そうに見える新藍。

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おいしそうな緑色した彩音。こいつはとても甘いです。

 

早くキャベツが食べたいなぁと思って見守っているのだが、彼らは頑に自らのペースを守り、徐々に徐々に結球を始めようとしている。

一部食害に遭っている株もあるのだが、なにせ無農薬だから仕方ない。害虫を捕獲出来ていない菜園主が悪いのだ。

いやね、害虫は探すんだけれど、見当たらないんだな、これが。