自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話。たまに出てくる仕事の話はストレス発散目的

第13話 財務会計③ スピ問様お願い! ~自称週末ファーマーの国家試験受験記~

本エントリは著者による、著者のための記事。国家試験受験にまつわるつれづれを記した備忘録みたいなものだ。だから家庭菜園的内容は一切ない。

国家試験を受験するにあたり、1年をかけて学習してきた記録を綴ったものである。だから『中小企業診断士試験』に興味のない方には無用の長物だ。読んでもつまらないですし。

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著者にとっては、この財務会計という科目がキモだと思っていた。事実キモであるし、財務会計の攻略ナシに診断士試験突破はありえないと考えている。だから一刻も早く財務会計の全体像と出題傾向、自分は財務会計に立ち向かうことが出来るのかという点を確認しておきたかった。
取り急ぎ、暗記や理解というよりもむしろ全体像を掴む感じでスピテキを読了し、次なる課題に取り掛かる。
次は某資格試験予備校の出版部から市販されているスピード問題集(略して「スピ問」。著者は敬意を表してスピ問様と呼んでいるが)を入手。さっそく紐解くこととした。基本的な戦略は“体得”であった。まずは理解よりも手を動かすこと。やっていくうちに理解していく。それを反復ししながら自分のものにしていくという戦略だ。
立派な戦略だが、これを実行するのに相当な忍耐力を要したのは言うまでもない。だって解けないんだから。

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著者はスピ問様を開いてみた。わお! 次の言葉が出なかった。
必要な事柄すら暗記していない。B/Sの構造すらあやしいものだ。だからのっけから流動資産とか言われても分からない。だから分からない内容を一つずつつぶしていくという作業はとても忍耐力の必要なことだった。でも、逆にスピ問様をやりながら暗記が必要なところを確認し、同時に暗記していくほうが効率的だし、合理的ではないかとも思った。

っつうことで、スピ問様の2ページを覗いてみた。

 

で、意を決して取り掛かった。

貸借対照表の構造? はて? 流動資産を求めよというが、流動資産がなんだか分からない。今となってはクソみたいなもんだが、当時はまったく意味不明、いや新鮮だった。

流動資産とは1年以内に現金化できる資産のこと。 は? 分からん。
だから流動資産現金預金・受取手形売掛金・有価証券・貸倒引当金・棚卸資産と覚えることにした。
流動負債? 短期借入金・支払手形・買掛金・未払費用という感じで押さえるようにした。
同様に、固定資産は土地・建物・備品など。ここでは建設仮勘定や長期貸付金、特許などの産業財産権も固定資産に含まれる
固定負債。長期借入金・社債退職給付引当金
純資産。資本金・資本準備金・資本剰余金・繰越利益剰余金・任意積立金。

このあと、スピテキに載っているB/Sを写経して、勤務先のデスクの見えるところに堂々と貼り出しておいた。

こうやってスピ問様に頼りながら、1ページずつ暗記すべき項目を列挙しながら進めていったのだ。

続いては損益計算書。P/Lっす。
営業利益を計算せよ? はて? 総売上高-売上原価=売上総利益くらいは知っている。ここでは仕入割引や売上値引、売上割引などの扱いがポイントのようだ。売上値引は売上高から控除。仕入割引、売上割引は売掛金の早期決済により利息控除だから営業外損益に該当
あとは販売費・一般管理費の費目の扱いだけだなっと。
経営分析。ふむ、経営分析は三軸だそうだ。収益性・効率性・安全性だそうだ。
当座比率? コイツは計算式すら覚えていないぞ? 当座資産÷流動負債? 当座資産って何だ?
ROE? 自己資本利益率? 計算式すら知らない。利益÷自己資本
固定長期適合率? なんじゃそれは? 固定資産は長期資本によって賄われるべき云々? 長期資本に占める固定資産の割合? 知らん。
ROA? 総資本事業利益率? もううんざり。
固定比率? 自己資本に占める固定資産の割合? (ため息)

・・・とまぁ、こんな具合で進めていったのだが、相当の忍耐力が必要となっていた。1ページずつ進めていくうちにかなりの体力が消耗していった。

そんなこんなでやっつけていくうちに少しずつだけれど覚えられるようになった。さすがにスピ問様は考えられて作られているからやりこんでいくうちに自然と覚えていくような作りになっているのだ。
運転資金=売上債権+棚卸資産-仕入債務だし、正味運転資金流動資産流動負債だ。ちょっとずつだが、対応できるようになっていった。
次の話題は損益分岐点分析。俗にBEAとかいう。Break Even Analysis だ。
基本式は、売上高S-変動費VC-固定費FC=利益P だ。また、変動費率αは売上高に占める変動費の割合。ちょっとした算数のレベルだ。
また、売上高S-変動費VC=限界利益MPだって。つまりは売上高に占める限界利益の割合が限界利益率だから、限界利益率=1-αだ。ここまで来ると少しだけアタマも冴えてくる。ま、こういった計算式ならお手の物だ。
ということでスイスイ進められた。
次に売上高差異分析。ま、これはやり方を知ればアンパイだな。

本当に少しずつではあるが覚えられるようになっていった。
それでも先に進むにつれて、前に学習した内容がおぼろげになっていった。ホント、年を取るってこういうことなんだなぁと思った。