自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

イネワラ堆肥BOXにイネワラを補充

三連休でやりたかったことの一つに、菜園のイネワラ堆肥BOXにイネワラを補充することがあった。先日無事に達成することが出来た。

イネワラは購入した。1袋500円だ。高いのか安いのか分からない。貴重な有機物であり、腐熟も早いから重宝している。週末ファーマーにしてみれば安い買い物だと思っている。

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今回は1,000円放出して(?)2袋購入した。これは全部カブトムシさんの幼虫のえさになるわけで、当菜園主はカブトムシさんの排泄するモノを利用したいと思っている。むろん、この時節だ、カブトムシさんの幼虫はじっと暖かくなるのを待っている。だから食事もしないので暖かくなる頃までに少しでもイネワラが腐熟してカブトムシさんの幼虫が食べられるように、との配慮だ。

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現状はこのような感じでBOX六分目程度にイネワラが収まっている。

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画像のコンパネをご覧いただくとお分かりになるように、コンパネの色が違っているところがあり、一本のラインが入っている。イネワラ補充のサインはこのラインだ。このラインよりも下方にイネワラが来たら補充しようと決めている。

最近雨も降っていないし乾燥しているのだが、意外とBOXの内部は湿っている。早速イネワラの様子を確認してみた。

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湿っている部分はこのように菌が繁殖していて、さすがに腐熟が早いことを実感させてくれる。そもそもイネワラには納豆菌が多く含まれるし、BOX内部にはカブトムシさんの幼虫もいるからいろんな菌が蔓延しているのだろう。

イネワラを下の方まで避けてみると

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このようにカブトムシさんの幼虫が存在する。彼らの排泄物がこのうえなく貴重な堆肥となるのだ。

カブトムシさんの幼虫はじっとしていた。寒いから冬眠状態にあるのかもしれない。

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うんともすんとも言わなかった。

肝心の堆肥はというと、

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なかなかよい感じに仕上がっている。いつになったらふんだんに使えるようになるのだろう。

今度はBOXの中でも違い箇所を確認してみた。イネワラを避けるとそこには、

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モグラさんの通り道らしき痕跡があった。モグラさんはミミズとかが大好きなのでこの堆肥BOXのカブトムシさんの幼虫をも食べてしまっているのかもしれない。予想通りこの付近にはカブトムシさんの幼虫は存在しなかった。少し手前まで確認しても見当たらなかった。上手に避難してくれているのかもしれない。

このあたりの堆肥は

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やはりいい感じだ。モグラさんさえいなければ幸せな気持ちになれたかもしれない。

そもそも堆肥を作ることが目的だからこのように黒々とした堆肥が出来上がってくれればよいわけで、バランスよくカブトムシさんの幼虫とモグラさんが共存してくれたらいいのにと思った。