もう2月も終わろうとしているのだが、そろそろ家庭菜園的活動について準備をしなくてはならない時期だ。昨年の今頃は何をしていたかというとジャガイモの種芋を調達していた。今年も事情が許せばジャガイモくらいは植えてみたいと思うのだが、
①忙しい
②菜園までの道中、道路改良工事をしているから耕耘機を出せない
③圃場の整理もできていない
とかいう理由で決断を先延ばしにしている。
実に情けないハナシなのではあるが、家庭菜園的活動を本格的に始める決断ができないままでいる。
そんな中、先日メンテナンスに出した耕耘機が戻ってきた。
キレイに洗浄してもらったのでピカピカだ。
今回は、
①機体の洗浄
②ロータリ部の刃の交換
③エアクリーナーの清掃
④オイル交換
などといった作業をしてもらった。総額24,000円であった。予想していた額だった。
もともとの刃は黒い色をしていたようで、メンテナンスに引き渡す際は刃物の色(銀色っぽい感じ)をしていたから相当劣化していたようだった。刃を交換したことで少しは作業効率が高くなることを期待したい。
刃そのものは4,000円程度だったのだが、軸と刃を固定するボルトとナットが相当高価だったと業者さんに説明された。これだ。
中央部に光る銀色のモノがそれだ。軸と刃を固定するから全部で10数個使用しているようだが、軸と刃を固定してもらわないと困るので許容内だと思った。
業者さん:「ずいぶん深く耕耘しているようですね」
持ち主:「あ、分かりますか?」
業者さん:「ええ、だって、ココが・・・」
エンジンの力で軸を廻すのだが、トルクを伝える部分のカバーが相当すり減っていると説明を受けた。なんとなく理解したが、第三者に説明するのは難しい。すり減り過ぎて下手すれば切ってしまうくらい、鋭利になっていた。あぶない。
耕耘していると、雑草さんなどがロータリー部に絡まることがある。そこにさらにエンジンの出力を上げて耕耘するもんだから摩擦ですり減るようだ。
すり減った部分は交換が可能ということで今シーズン終了後にでも交換してもらうことにした。
業者さん:「タイヤがぺちゃんこだったので空気圧の調整もしておきました」
持ち主:「ありがとう」
まるまる4年も使っていれば空気圧も減ってくる。
こういった家庭用耕耘機をダメにする最大の理由はエアクリーナーの不具合によるものだと聞かされた。ここだ。
ここは簡単に取り外せるようで、黒い色したエルボ部分が吸気になっているようで、砂埃も同時に吸気するからフィルターが相当汚れる。それを放置するとエンジンがイカれるらしい。さすがに購入したときんはそんなことを聞かされることもなく、当然にメンテナンス時にやってもらえるかと思っていた。
業者さん:「一年に一回くらいはエアブローかなんかで吹いてもられると」
粉塵を、吸気と同時にエンジン内部に入れないために設置されたロフのようなものがフィルターだが、人間の体で言えば肺みたいなもんだよね。
業者さんは得意げに今回のメンテについて報告してくれたので、ふんふんと聞いていた。業者さんはひとしきり説明すると満足したように引き上げて行った。
持ち主もきれいになった機体を見て満足した。