昨年8月下旬に播種したクリムソンクローバーがこんなにもこもこしてきました。一部の株で開花が確認できましたが、もうしばらくするとここは深紅色の絨毯になります。
約2ヶ月遅れで播種したクリムソンクローバーは、
さすがにさきほどのもこもこ感には及ばないもののこちらもだいぶ大きくなりました。ところどころでヘアリーベッチも飛び出しているのが確認できます。
クリムソンクローバーもベッチもマメ科緑肥でございまして晩夏に播種し、初夏に枯れるというサイクルの緑肥です。当菜園の場合にはこれら緑肥は地面に鋤き込むことで地力を付けさせるという目的で栽培しております。
マメ科緑肥は根粒がありますからチッソ分を地中に供給してくれる優れものであります。・・・なんて言われていますが実際のところはどうなんでしょうかね? マメ科がチッソ分を供給してくれたからこんなに成育が良くなった的な事例を経験したことがないので分かりません。
でも、こんな事例はどうでしょうか?
当菜園ではところどころにムスカリなどの球根植物が植えられているのですが、実は手前よりも画像奥側の方がキレイに咲いているのですね。
手前はショボいのですが、
奥側は結構立派だと思いません?
マメ科緑肥と共存しているところのムスカリは花房の数も多いですが、マメ科緑肥と共存できていない手前側は花房の数が少ない。花付きはチッソよりもリン酸が影響すると言いますが、やはり葉の展開も奥側のムスカリの方がいいんですよね。
実際のところはどうなのか分かりませんが、こんなふうに違いが出てくれればマメ科緑肥を栽培している甲斐があるってもんです。
いずれにしてもプラスの効果が出てくれているのであればよしとしましょう。