自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ミニトマトの定植。当然にナナメ45度に植えるのだ

実は当ブログ管理人はトマト好き。大玉トマトの『麗夏』など栽培経験がある。『桃太郎』よりも強健だし、何よりもうまみが強いのが『麗夏』だ。だから大玉トマトの栽培をしたいと思っているのだが、ここ数年ミニトマトのイエローアイコばかりを栽培している。

イエローアイコは細君のリクエストだ。

実は我が細君はトマト嫌い。

でも自家栽培したイエローアイコだけは食べられるという。

なかなかどうしてわがままなことだ(笑)

 

例年、イエローアイコは実生苗を用いる。中には接木苗も流通しているのだが我が家は実生苗を必ず使う。

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入手した苗も実生苗だ。

購入後、しばらく放置していた。これは意図的に放置しているのであって作業を先送りにしていたのではない。第一花房が開花するまで待っていたのだ。

ところが、待てども待てども第一花房が開花する気配はない。ってか、第一花房そのものが出てこない。だからしばらく放置を決め込んだ。

ずっと放置していたので

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ポットの底部から根っこが出てきてしまった。

仕方ない。定植するか、ということで定植したのだ。

 

例年、トマトはマルチを敷いてそこに定植するのだが今年はマルチをしないことに決めている。またトマトは実生苗を使用するがそれにもワケがある。

トマトについては斜め植えするので接木だと困るからだ。つまり接続された部分は完全に土に埋め込んでしまうので実生苗じゃないと都合が悪いのだ。

斜めに植えることで埋め込まれた茎の部分からも発根が促され、株が安定するし、水分を切っても根が多くあることから水分を探そうと懸命になるので丈夫な株になる。トマトは大玉にしてもミニにしても意図的に水分を与えないから甘い実ができる。

 

ということで、斜め45度に埋めてみた。

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こうやって植えるから、購入後苗をしばらく放置して少し徒長気味に育てることも必要だ。さらに苗選びも徒長気味の苗を選ぶようにしている。

野菜本かなんかでは節間が狭くてがっちりした苗が良い、みたいに書いてあるけれどむしろ逆で徒長気味の苗を斜めに寝かせて植えることで発根量を増やし、株をがっちり育てるために徒長気味の苗を選ぶことにしている。

そうそう、トマトにはリン酸分以外の肥料は与えない。チッソ分が多いと青臭い実になるからだ。

 

こうして多少拘ってトマト栽培を行う訳だが、このあと雨避けトンネルを設置することになる。また、今年はマルチをしないのでバジルを大量に購入し、周囲に定植する予定にしている。

その様子は後日。