自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

イネワラ堆肥のいま

数少ない当ブログをごひいきにしてくれる方から

「最近、カブトムシネタが少ないんとちゃうか?」

とのご指摘を受けた。

 

当ブログ管理人は丁寧に

「カブトムシに関するブログだったら書いているけれど、家庭菜園ネタだから」

と応えると、

「それじゃパワーブロガーにはなれん」

と説教を受けた。

 

もっとも、当ブログ管理人はブログで喰っていこうと思っていない。

 

***

当菜園ではスイカを栽培しているからスイカ用に敷きワラをしようと思い、先日、イネワラを調達していた。

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このように少しだけイネワラの占有割合が増加した。時期が来たら全面に敷きワラをしようと思っている。朽ちてくれれば土に還るからね。

 

そのイネワラを調達しようと思ったときに堆肥用のイネワラも追加しておくべきか考えた。時期的には食欲全開でワラの嵩が減ってくる頃だから補充する必要があるのではないかと思ったのだ。

結果的にスイカの敷きワラになるべく購入したのだが、

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ご覧の通り、分解されていないワラがわらわらある(笑)

いつものように堆肥の様子を確認してみたいと思った菜園主はいろいろと確認する。

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イネワラ堆肥特有のねっとり感がする。比較的順調に分解は進んでいるように見えた。

 

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BOX内の違う場所を確認すると、

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カブトムシの幼虫が出てきた。こちらも分解は順調に進んでいるように見えた。ところでカブトムシの幼虫を見てなんか違和感を感じたのだが、そのときはその違和感の正体が何であるか分からなかった。

ひとしきりイネワラを確認した後でこのBOXにイネワラを追加することはなかろうという結論に達したので原状回復義務に従って堆肥箱を元に戻そうとした。

そのとき、例の違和感の正体が分かった。

 

そう、この時期になるとカブトムシの幼虫は蛹になる準備をするんだ。

だからあの幼虫は黄色っぽかったし、なんかしわくちゃだった。

 

そう思った菜園主は少しだけイネワラ堆肥の下の方まで掘り進めた。

あ!

 

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あかん。やってもうた。

 

蛹室を作っているじゃないか。

蛹になる準備は着実に進んでいたわけだ。もうこのBOXに手を加えることはできなくなった。

7月中旬にはカブトムシが発生するかもしれない。