当菜園は緑肥による土作りを励行している。詳しくいうと、野菜を栽培していない時期に緑肥を栽培し、その粗大有機物を土に鋤き込むことによって腐熟させ、いわゆる腐植を形成することで微生物を活性させようという農法である。
だから人一倍、土の状態に敏感になるのだ。
日々匂いをかいでいると土にも特有のにおいがあることが分かってくる。
いい土は意外といい香りがするものなのだ(笑)
で、今シーズンの一回目の耕耘が終わったので土の匂いを嗅いでみようということになった。
これは秋冬野菜専用エリアの土だ。さすがに画像だけでは匂いまでは分からない。雨が降らないから乾燥している感が目立ったが、当菜園を使い始めた頃の、あのドブ臭い匂いではなかった。一年間土を休ませたからか、土が安定しているように思えた。
こちらは春夏野菜専用エリアだ。
昨年、スイカやエダマメ、トウモロコシなどを栽培しているが、その後に緑肥を栽培することは出来なかった。ただ勝手にセスバニアが生えてきて硬盤破砕に一役買ってくれた。
スイカに使用した、いわゆるシキワラがちょうどよく朽ちているのが確認できる。
緑肥による粗大有機物が確保できなかったので、今年は必要があれば腐葉土などを投入することを検討している。様子を見ながら、ということになるが、当菜園にはカブトムシの幼虫が作ってくれた堆肥も存在している。必要があれば使えばよかろう。
牛糞堆肥?
手ごろで便利だけれど、なるべくなら使いたくはないなぁ。