実はこの日の作業の目的は
①ニンジン・ダイコンエリアの整理整頓
②ニンジンの救出
③スイカエリアの除草
の3つであった。
作業した日は朝からどんよりした雲で雨が降るのではないだろうかというくらいの空模様だった。雨が降ったら作業を終わりにしよう。それまでは(仕方ないから)やるか、と思って菜園に出てみた。
するとどうだろう?
日差しが出てくるではないか。
ということで、日焼けの恐怖と熱中症の危険性と戦いながらの作業となった。
まずはニンジンを助け出さなくては、と思った。さっさとやらないとニンジンだけでなく菜園主もくたばってしまう。
ずいぶん取れたけれど、実割れしているものや寸どまり、二股など百戦錬磨の農家さんが見たら指差して笑われるような成果だった。
カレーやきんぴらに使えそうなニンジンを持ち帰ることにした。ほとんどを持ち帰ることになった。
野菜の教本によれば、秋作のニンジンは梅雨明け直前期に播種するのが適当であると偉そうに書いてある。ここ、関東地方は夏の終わりに播種しても年内取りは間に合うことが経験で分かっている。
ゆえに当菜園では8月下旬にニンジンを播種することで12月の収穫を図る。