例年だと圃場に苦土石灰や有機肥料などを散布するのだが、ここんところ有機肥料を使い続けてきたせいか、残留分が消化しきれていないと考え、石灰も肥料も散布しないことにした。必要なら追肥で賄えばいい。
そもそも当菜園は肥料に頼らない家庭菜園的活動によっておいしい野菜を栽培したいというところがコンセプト。それを強みにしたいと思っているので緑肥栽培は欠かせない。それも使用する緑肥は使途や効果によって使い分けている。
これは市道側に咲くひまわり。
開花した頃は雨続きだったからヒマワリには少し酷だったかもしれない。どうせだったらカンカン照りの太陽のものとで咲いてほしかったものだ。
とはいえ、ここは市道側なのでクリムソンクローバーを播種、栽培、刈り込み、残渣が腐熟、といったサイクルを経て良質な土になっているに違いない。
だから肥料を与えずともそれなりのヒマワリになってくれたようだ。背丈は200センチを超えている感じ。
このエリアにはクリムソンクローバーを播種する。
一時、ものすごい人気があって通販でも入手しにくい状況が続いたが、現在では通販であれば難なく手に入れることができる。
次回市道側を耕耘したらこいつを播種するつもりだ。
当菜園のようにクリムソンクローバーを大々的に使用、景観用に栽培しているところは少ない。だからこれがいい意味での差別化につながることを祈りつつ播種したい。