自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

生ゴミ分解処理装置の耐用年数が終わり、減価償却が終わった

我が家には生ゴミ分解処理装置なるものが存在する。

そう、ただのモミガラだ。これが相当に優秀だから重宝する。なぜ優秀か? 世帯主が考える理由は以下の3つだ。

 

生ゴミの分解処理速度が速い

②匂いがしない

③その役割を終えると堆肥になる

 

生ゴミに分解処理速度が速い

 夏季、冬季問わず、フレッシュなモミガラは生ゴミの分解が早い。特に冬季は微生物が活性化しないからそんなわけないだろと思うのだがなかなかどうしてしっかりと分解してくれるのだ。このモミガラは堆肥化が進むと分解の処理スピードが落ちるから交換時も分かるし、米ぬかや微生物資材を投入することで分解が促進される。この処理装置、フレッシュなモミガラはなかなか水分を含んでくれないから最初だけ手を焼くくらい。2〜3ヶ月で分解が促進される。

 

②匂いがしない

 我が家では野菜屑しか入れていないのだが、モミガラは魚のアラなどもよく分解してくれるようだ。匂いをさせないコツは投入した残渣にまんべんかくモミガラが付くように混ぜること。つまりは投入する残渣は適度に小さくする必要があるし、適度にモミガラを混ぜる必要があるということだ。こうすることで匂いがしなくなり周囲に迷惑をかけることもない。

 

③堆肥になる

 堆肥化が進むと生ゴミの分解速度が著しく低下する。このような状態になったら堆肥として使用できるレベルとなる。モミガラはC/N比が高い有機物だしケイ酸を含む有機物だから堆肥になるまでに相当な時間がかかる。経験的には、積極的に堆肥化を進行させない運用ならば2年は必要だ。モミガラの色が黒ずみ、モミガラの中にミミズなどが現れたら堆肥化が進んでいると判断できる。当菜園ではタマネギ栽培を行う時にモミガラ堆肥を使用した実績がある。

 

 

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自宅庭にある生ゴミ分解処理装置である。設置は2年前だ。今年で3年目に突入している。堆肥化が遅いなと思っていたのだが、それはただの撹拌不足で世帯主の怠惰が要因であることが判明した。やれやれだ。

 

色味的には堆肥として機能しそうに見える。問題は中身だ。

 

 

続く。