上の画像、葉が傷んでいるのが「初秋」というキャベツ。アントシアニン的赤みがあり、特に緑が目立つキャベツが「彩音」という品種だ。
以下二つは「彩音」。
2017シーズンはなんといっても10月に2回襲来した台風とその後の寒さが影響して秋野菜の成育が悪かったというのがトピックだろう。当菜園も例外ではなかった。
キャベツは放置していても立派に育つ便利野菜。今年はネットもせずに栽培したのだが、多少食害があるものの食用に耐えられないレベルではなく、 問題はない。
収穫は「初秋」から始まったのだが巻きが甘く、重量的にも軽かったのを覚えている。一方で「彩音」は12月後半に収穫が始まったのだが、こちらは重く、結球も充分でジューシーなキャベツに育った。
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先日、トンカツ屋さんに行ったのだが、付け合わせのキャベツが固く、例年と違う感じがした。
「いつもと違いキャベツだ。こんなキャベツにカネなど払えん」とか言って、皿を床にたたき落とす客がいなかったので黙っていたのだが、明らかにいつもとキャベツの味が違った。
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要するにそれくらい成育が悪かったのだろう。くだんのトンカツ屋さんはキャベツの仕入れを平生の産地ではないところにしたのかもしれないし、成育のよくないキャベツを仕方なしに提供したのかもしれなかった。
トンカツにキャベツがないのは、海水浴に来たのに海水がないくらい悲劇的だ。野菜の生育が悪いというのはこういうことなんだと改めて理解することができた。
※非常に微妙なたとえだ。
何はともあれ、キャベツは現在も豊かな収穫が継続中だ。野鳥につつかれることもなく、「初秋」は葉が傷み、外葉を処分する必要があるけれど、「彩音」は例年通りのサイズ、巻き、味となった。