我が家には生ゴミ処理分解装置と呼ばれるモミガラを入れたプランターが数基存在する。これらは2年ものであり、充分に熟成が進んでいると見られる。
大き目のプランターにモミガラを投入し、そこに野菜クズなどの生ゴミを投入するだけ。動物性のものは入れない。野菜クズのみ。しかも人間様が食べられるものだけしか入れない(別に拘っているわけではないけれど)。
今、奥に二つ見えるプランターに入ったモミガラ堆肥が完成品。その他に四角いプランターに入ったモミガラ堆肥も存在する。これらは自宅菜園に散布しようと思っており、散布後には(一応の予定であるが)キュウリとオクラを栽培するつもりだ。
まずは耕耘機を走らせて雑草さんなどを駆除する。
ぶーん、
ぶーん、
ぶーん。
耕耘してみると、予想通り、土には有機物が少ないように思われた。繊維質の有機物、例えば、イネワラやエンバクのような有機物が必要な気がした。
ここで少し考えた。
今シーズンは少し無茶して有機物を投入し、土の状態を改善する必要があるのではないか、と。
カンタンな方法は、イネワラあたりをふんだんに投入することかな? イネワラであれば分解も早いし、悪影響があった場合でも後遺症も少ないような気もする。市販されている動物性堆肥を投入してもいいのだが、昨シーズン中、栽培前にずいぶんと投入してもこのザマだ。いわゆる「土が痩せてしまった」ということだ。
このままではモミガラ堆肥を投入しただけでは事態は好転しないのではなかろうか、と思うと土作りの方法を少し変えなければならない。
やっぱ有機物を入れるべきだな。
でもね、あんまり変な有機物を入れるとコガネムシの幼虫あたりが発生するんだな、これが。やれやれだ。