自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

当菜園では景観用にしていますが、花が咲く前に土に鋤きこむといいです

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クリムソンクローバーの花。園芸愛好家の間では「ストロベリーキャンドル」という名前で知られる。

このクリムソンクローバーは2~3株とか5~6株だけではみすぼらしく見えるため、このように密植させることでゴージャスにみえる。

 

栽培時期は晩夏に播種し、一冬越える。GW頃に開花。6月には完全に朽ちる(関東地方基準)。朽ちた枝葉は分解が容易でそのまま放置すると表層から腐熟ができあがる。鋤き込みも容易で、しかもマメ科緑肥であるため、土が肥えるのだ。

 

枯れずとも、開花前に鋤き込むことも可能。青いままの枝葉も柔らかく分解が早い。関東基準でいえば、時期的に、

4月開花前 → 鋤き込み

5月中 → 放置

6月 → 耕耘・肥料設計

7月 → ニンジン

とか、

8月下旬 → 播種

10月半ば → 鋤き込み

11月はじめ → タマネギ定植

でもいいだろう。

 

 

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使ってないタネがまるまる500グラム残っていた。でも何年前に買ったやつだろうか?

 

 

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よく分からん。

 

経験的に500グラムも播種すれば50%くらいは発芽してくれると思うのだけれど、今年使い切ってしまったほうがいいだろうなぁ。

 

 

クリムソンクローバーは、春になるとアブラムシがたくさん付く。枝葉を触るとよく分かるのだが、アブラムシが好みそうなベタつき感があるのだ。

するとアブラムシを求めててんとう虫がやってくる。てんとう虫は越冬したり産卵したりするためにアブラムシをしこたま頬張るのだ。

開花すると、花の蜜を求めにミツバチがやってくる。本当にぶんぶんうるさいくらいに飛んでくる。どこにいたんだ?というくらい湧いて出てくる。

 

このようにクリムソンクローバーを栽培すると昆虫などの小動物を見ることが出来る。

 

そしてごく稀にクリムソンクローバーを求めに少々年齢層が高めのご婦人が花を分けてくれとやってくる。

 

そう、クリムソンクローバーはいろんなものを呼び寄せる能力があるらしい。