当ブログ管理人は常々、
「最近はHCで苗の販売するのが早すぎ」
だと思っている。早めに出して売上高を確保したいというのはよく分かるし、消費者側も苗がなくなっては困るので苗が出たら早々に購入するという購買行動も理解できる。でも野菜栽培を成功させる最大の秘訣は
「適期に播種定植を心がけ、適期に収穫し、適期に残渣を処分すること」
だといっても過言ではない。少なくともそう思っている。
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とはいえ、定植した野菜苗が死滅してしまうのはだいたいが栽培主が悪い。それは何も時期的なこととは限らない。散水の仕方だったり、活着のさせ方だったり、防寒対策だったり。特に4~5月頃の播種定植はとても神経を使うのだ。
前置きが長いのは当ブログの特徴ゆえ、ご勘弁いただきたいのだが、このような前置きをしたのは我が家のオクラの半数弱が死滅しそうだからだ。
これじゃどこにオクラを植えたか分からない。細かい雑草は撮影後に除草した。
このように展開していたと思われる葉は吹き飛んでなくなり、それがオクラだったと証明できるものがなくなってしまっているのだ。経験的に、この状態で復活することはままある。しかしロクな株にはならず、もう手遅れ。
一方、健全な株はこのような様子で、まだ高温多湿気候には程遠いから成長が遅い。いつものことだ。
どうやらダメになった株は完全に活着しなかったのではないかと仮説を立てている。オクラは播種して育てるとネキリムシ被害に遭いやすいから苗を購入して栽培することが増えたのだが、そもそもオクラは直根性だから定植には不向き。根を傷めるとほぼほぼ活着しないということを(改めて)学んだ。
しばらく考えた後で、
今後のオクラ栽培はネキリムシ被害を念頭において播種栽培することに決めた。