当菜園は緑肥による土つくりに精を出す、一風変わった菜園。横文字で言えばだいぶ「エキセントリック」といえるだろう。季節や使用目的に合った緑肥を活用することで土作りを行い、無施肥の菜園を目指そうという試みだ。
ソルゴーとはイネ科の緑肥。粗大有機物。
地中の塩類(肥料分)を吸収し、畑をキレイにしてくれる緑肥だ。また適切な時期に刈り込んでマルチング代わりにすることも出来る、重宝する緑肥だ。
当菜園ではマルチング資材にしたいがためにソルゴーを用いる。
ソルゴーは大きくすると小型の耕耘機ではうまく鋤きこむことができなくなる。いわゆるトラクターでプラウ耕などして鋤きこむことができればよいのだが、あいにく当菜園はトラクターを所持していない。
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背丈が長いのがソルゴーだ。
緑が薄いのがお分かりだろうか。肥料分をバコスコ与えれば緑色したソルゴーになるのだろうが、薄い緑色をしている。栄養失調みたいに見える。
実は、勢い余ってこのソルゴーもなぎ倒してしまった。
何も考えずに、ぶおーんと刈払機を振り回していたらソルゴーまでなぎ倒してしまったのだ。
「あっ」
と思ったときはもう遅かった。
やれやれ、暑さにやられるとはこういうことを言うのだな、と思った。
結局、
ご覧のような有様。
ま、仕方ないさ。覆水盆に返らず、なんだから。
もちろん刈り取った残渣はそのまま放置して土に還す。