家庭菜園を始めた頃からニンジン栽培は苦手。何が苦手かって、間引きが苦手。
苦手だと言いながら栽培を続けること数年。
ついに決断する時が来た。
当菜園ではマルチ栽培することが多かった。だからニンジンは点播きすることが多く、教科書に載っている筋播きすることはなかった。
しかし、今シーズンはマルチをしない。
よし、筋播きだ、と決断した。
不思議と間引きは苦手だが、ニンジンの出来栄えそのものはよかった。もっともニンジンは発芽さえすれば勝手に育つ野菜だし、アゲハの幼虫に気をつけていれば害虫も寄り付かない。ネキリムシ対応の間引きをすれば栽培は比較的楽チンだ。
ただ、叉根やネコブは、多少我慢する必要がある。それでも栽培場所に気をつければなんとかなるものだ。
さて、今回はどこに播種するか?
ここ、か。
手前よりも奥側の方がサラサラした土質だから奥側に播種することを決めた。
※本来のニンジンエリアにはクリムソンクローバーが育っており、現在、窒素補給中なので違うエリアでの栽培を余儀なくされている
エリアを3つに分割して播種するラインを塩ビ管で圧着している。
ここにはニンジンを播種。ご覧のようにかなり密に播いている。
一方、こちらはコカブ。
コカブは少々乱暴に播種しても発芽する。あまり心配しないで良い。
コカブは播種後土をかぶせてしっかりと。
ニンジンも土を被せて圧着し、強い雨に備えて籾殻も被せておいた。
雨が降ってくれれば確実に発芽するが、降らないようであればちょいちょい散水が必要になる。春の播種は、唯一、雨のタイミングや散水が難しい。