我が菜園では小玉スイカを栽培している。
スイカはウリ科野菜なので連作が難しい。ゆえに使用するのは接木苗ということになる。
スイカは思っているよりも栽培は難しくない。
大玉スイカだろうと小玉スイカだろうと栽培手法は大して変わりはない。管理方法も似たようなものだ。
比較的害虫にも強い。だから初心者にも向いている野菜でもある。
しかしながら、初心者も経験者も、素人も玄人も、家庭菜園愛好家も農家さんも同様に入念な対策が必要なのが
カラス対策と人間対策、
だ。
カラスは匂いがわかるのか、熟れ頃になった身を狙って食べに来るし、人間も匂いがわかるのか、無断で収穫してしまう。共にスイカを栽培する者にとっての難敵である。
***
そのスイカに、防鳥対策を施した。
スイカのエリアを支柱で囲み、テグスを張り巡らせておいた。ところどころ支柱だったりが刺さっているのはそこに実がある、というサインだ。
でもテグスで対策を行うと効果はてきめんなのだがテグスの回収に手間取る。
確認できただけでも7〜8個が着果している。時間差で熟してくれると嬉しいのだが・・・。収穫は7/20以降になりそうだ。
当菜園では、特に1つの蔓に実の個数を制限するようなことはしていない。所詮は小玉スイカだし、家庭菜園だからね。小さくても甘くて美味しいスイカができてくれると嬉しい。甘いスイカにはカブトムシも寄ってくれる。数年前には取り損ねたスイカにカブトムシが張り付いていた時がある。ひょっとしたら堆肥場で育ったカブトムシかもしれなかった。
防鳥対策はしたものの、それでも数個はカラスに被害にあうことは想定内。