湯を沸かす。
正確に述べるなら、水を火にかけてお湯にする、だ。
沸騰したら枝豆を投入する。
茹でる。
1分経過。
1分30秒経過。
2分経過。
っと、携帯に電話があったので出てみると、softbankの営業だった。
軽くあしらって電話をきる。なぜなら大事な枝豆を茹でているところだからだ。ここは一刻を争うし1秒たりとも茹で時間管理をおろそかにするわけにはいかない。
枝豆、救出。
大事な儀式。それは塩振り。
1つ試しに莢から出してみようか。
あ、緑色してる。
遅かった、か。
やっぱ1週間から10日程度収穫が遅かった。
まともな枝豆は薄い緑色だ。
世帯主はがっかりして、その枝豆を口にしてみた。
ちゃんと枝豆の味がした。