自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

もみ殻堆肥の様子

この時期、もみ殻の調達で困ることはない。

だからという訳ではないけれど、もみ殻を使った家庭菜園的活動ができないか思案した結果、もみ殻堆肥を作ろうと相成った。かれこれ5〜6年前のことだ。

 

 

もみ殻はただ堆肥化させるのではなく、生ごみを分解する機械装置(?)として活用している。もみ殻に生ごみを投入し、放っておくこと数年で堆肥に化けるのだ。無論積極的に堆肥化させようとすれば1年で堆肥が完成するのだろうが、当ブログ管理人はもみ殻には生ごみ分解を頑張ってもらいたくて、積極的に堆肥化させてはいない。

 

 

現在のもみ殻のラインナップだ。

 

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右列手前は3年ものですでに堆肥化している。右側奥はこの秋に仕込んだもの。

 

左側手前から、今シーズン仕込んだものが2つ続き、昨年仕込んだものが奥側に2つ鎮座する。

 

 

これは右手奥にあった、今シーズン仕込んだもの。もみ殻と昨年仕込んだボカシをサンドイッチ状に積み上げていったものだ。

 

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ちょっと撹拌すると少しばかり発酵が進んでいるようで、一部で温かみが感じられた。空気を巻き込んで発酵を促進させようと思えばできたのだけれど、このまま放置するのが当ブログ管理人流。めんどくさいだけなのだ。

 

 

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これも今年仕込んだものだがもみ殻の原型を留めたまま。まだまだ生ごみを分解してもらわないとだからね。

 

 

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一方、こちらは昨年仕込んだもの。黒ずんだものもまだまだ原型が分かるので1年やそこらでは堆肥とならないことが分かる。そもそも生ごみを入れているだけだからね。

 

 

今度は丸2年経過したもの。

 

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やや原型が見えるものの、ほとんど土状になったもみ殻だ。ミミズもいる。堆肥化されていることがわかるだろう。もう堆肥として使用できるレベルだ。

土状になると、もうこれまでのように生ごみは分解してくれないので野菜クズは投入しない。

 

 

もみ殻は扱いが難しいけれど、生ごみを分解させる手段として考えると重宝する。一方、もみ殻そのものをそのまま圃場に投入することはしない。C/N比が高すぎるからだ。くんたんにするにも手間暇かかるし、生ごみ分解装置にするのが一番良い。

 

 

誤解のないように申し上げるが、当ブログ管理人は地球環境を保護するとかいう崇高な考えはない。そんなナントカ論者でもない。

 

 

じゃ、何かって?

 

 

 

そう、家庭菜園活動家(笑)