先日、秋冬野菜専用エリアの除草、といいますかクリムソンが大きくなってそのまま耕耘機を走らせるのは難儀しそうだったので刈り払い機を使って刈り込んだお話をしました。
今回はその秋冬野菜専用エリアを耕耘したという話。
刈り込んだ翌日に耕耘機を走らせてみたのですが、案の定、刈り込んだクリムソンがロータリー部分に絡まって作業が難航しました。
本来はもっと早い時期に耕耘を済ませてエンバク播種、という流れだったのですが今シーズンはなかなか週末に耕耘機を使うことができなくてこの日までのびのびになっていたのです。
また、ある程度、刈り込んだクリムソンがしなしなになってから耕耘機、ということも考えてみたのですが、エンバク播種のタイミングが遅くなるのは避けたかったのでやむなく強行したという次第です。
耕耘機を走らせた前々日、刈り払い機を使って刈り込んだ前日に雨が降ったのですが、耕耘機を走らせることができるくらいには乾いていました。
今回、マストで耕耘するのはこちら。
秋冬野菜専用エリア。ご覧の通り、刈り込んだ枝葉がたくさんありますね。これらは粗大有機物として土の中に鋤き込まれていきます。
クリムソンクローバーはマメ科ですから根瘤による窒素分の供給が期待できます。
さらに土の中に鋤き込むことで微生物の活動が活発化します。多様な微生物による活動は望むところでもあります。
当菜園にとって、クリムソンだけでなく、緑肥の栽培というのは欠かすことのできないタスクでもあるのですね。
その代わり、
その代わりと言っては何ですが、
これらの緑肥の鋤き込みにはそれなりの労力を必要とします。
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また、今回は、秋冬野菜専用エリアだけでなく、体力的に行うことができるのであれば、市道側のエリアと春夏野菜専用エリア、サツマイモの栽培エリアも耕耘したいと思っておりました。
これが市道側。
刈り込んだクリムソンが無造作に放置されています。これ、鋤き込めるかなぁ?
ま、いっちょ、やってみっか。
また、春夏野菜専用エリアはGW中に果菜類などを定植することにしているため、整備することは必須。定植前にもう一度耕耘するけれど、先日雨降ったしな、耕耘しておくかと思いました。
ここが春夏野菜専用エリアですね。
これで4回目くらいの耕耘になるのかな、鋤き込まれた有機物もいい感じになっていると思います。気温が上がるとどんどん腐熟が進みますからね。
一方、秋冬エリアは、これから実際に耕耘していくわけですけれども多くのクリムソンという有機物があったために作業は難航しました。
まずはこれを見てください。
ロータリー部分に絡まるとこうなり、耕耘機の作業性が相当悪くなります。無理やり回そうとすると傷む可能性もありますしね。
絡まった枝葉を剥がすのが難儀しました。
ま、毎度のことなので耕耘機にはこれらを取り除くための専用ハサミが常備されています。そのハサミを使いながら除去していきます。
風が強い日には土が目に入ってしまってねぇ・・・。
何度か、絡まった枝葉を除去しながら耕耘機を走らせること、1時間強。
市道側。
(奥に放置されたクリムソンが残っていますが)
秋冬野菜専用エリア。
画像左上がサツマイモの栽培エリア。クリムソンが多すぎて完全には鋤き込めていません。仕方ないですね。
春夏野菜専用エリア。
地中の有機物は随分と無くなっていました。
この程度なら許容ですね。
春夏野菜専用エリアは播種・定植前にもう一度耕耘機を走らせた後でマルチングしていきます。
秋冬野菜専用エリアにはこれからエンバクを播種します。
いやはや、やっと蒔けるね。