当菜園の周囲は田園地帯。
だから農業用水路があっちゃこっちゃにあり、散水などにも利用させてもらっています。
でも基本、当菜園では、播種・定植時以外には散水をしないことを是としています。
もっとも、梅雨明け直後の盛夏時や真夏の思いっきり雨が降らない時期には、特にサトイモに水をぶっかけることはあるので、全く散水しないというわけではありません。
極力散水しない方針で、というのが正しいかもしれませんね。
「そんなこと言ったって、ニンジンの発芽には散水が必要じゃねぇか」
とおっしゃるそこのあなた。
そのご指摘は全くもって正しいです。100点満点。
それでも人為的に散水することは少ないですね。
なぜか?
雨を待つから。
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今回、秋冬野菜専用エリアのエンバク播種を急いだ理由は、翌日以降雨が続くから、でした。
耕耘機を走らせるのは可能なタイミングと、エンバク播種後少なくとも2日後には雨が降るタイミングの2つを同時に満たす好機を狙っていたら、4月下旬になってしまった、というわけなんですね。
そのほうが効率的ですし。
「おいおい、天気はコントロールできねぇぜ?」
おっしゃる通りです。だからこればかりは日頃の行いがモノを言うのですね。
え?
日頃の行いが良いように見えない?
ええ。
その通りで、100点満点です。
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翌日かなりの確率で雨が降るというのでエンバク播種を急ぎました。
エンバクは昨秋に購入。
150平米程度の面積に2kg播種します。多めです。
パッケージには、播種しても芽が出ない可能性や生育不良についての注意書きがありました。こういうリスクもあるので多めに播種しておくということなんですね。
実際に、播種しないタネもあるでしょうし、天候不良の可能性や野鳥に食われる可能性おもあるわけですからね。こちらもリスクヘッジは必要です。
タネは、
こんな色や形をしておりまして、野鳥がこれらを食いますと、
「パリっ」
といういい音がします。
それでは、播種をば。
Before
↓
after
↓
耕耘機を走らせた跡に沿ってエンバクを播種します。
播種しながら足で土で埋めつつ踏み固めるといった工程を繰り返しながら播種していきます。
基本、タネは土と密着しておりませんとなかなか発芽しません。
ですので播種後、覆土が大事になるわけですね。
中には、
埋まりきれなかったタネもあるのですけど、
これらは野鳥にプレゼントしましょうか。