2019-2020シーズンのタマネギは総数150本の苗を用意したのですが、結果的には30%程度の収量にとどまりました。
125本は、防寒対策を施し、マルチ/霜よけネット仕様で栽培。過保護気味に育てました。以降、「過保護」と呼びますね。
一方、残った25本は余り物なので、少々砂質地のエリアに「テキトー」に定植し、なんら防寒対策を施さずに除草と土寄せだけを繰り返したのですが、途中、苗が消滅してしまったものこそあれど、収穫に至ったタマネギの全てが食用可に育ってくれました。以降、「余り物」と呼びます。
「過保護」はずいぶんと早期に抽台してしまい、ほぼ絶望的な感じがありました。おおよそ4〜5割は抽台してしまっていたように思えます。
その理由を気候を理由にしてしまうのは簡単ですが、一方では「余り物」は抽台していませんから気候は理由にできないですね。
原因は調査中ですが、栽培主の力量が大問題なのではないかと考える次第です。
タマネギを掘り上げてみました。黒いマルチの上になるタマネギは食用OKと判断できるもので、大きさは問うていません。つまり大小問わず、抽台しなかったタマネギです。
一方で、右の土の部分に無造作に放り投げられたタマネギは抽台してしまったタマネギで、大小に関わらず抽台したタマネギです。
これらは葉が健在です。だって抽台していますからね。なのでこれらは処分です。
こののち、抽台しなかった大小のタマネギを仕分けし、持ち帰っても良さそうなタマネギを厳選しました。結果として、冒頭に書いたように定植時の総数125本のうち、「過保護」は30%程度しか収穫できませんでした。
完全に失敗だなぁ。
抽台したタマネギを見つめていると惨めになってきました。また日差しも強くてこのままでは茹でガエルになりそうだったので、気を取り直してサトイモの除草を行うことにしました。
茹でられたミミズ、なら確認できたのですが・・・。
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壊れかかった三角ホーを使用し雑草さんを駆除しながら中耕しました。
もう見た目からして豊作の予感しかしません。
タマネギはダメだったけれど、せめてサトイモには頑張ってもらいたいですなぁ。
そうそう、こないだサトイモにいたイモムシ、いなくなってしまいました。