自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

やっと生育適温になってきたような気がします(real)

今朝はいい感じに涼しくて、このくらいの気温なら野菜たちもすくすく成長してくれるだろうなと思わせてくれます。

ややもすると少し肌寒ささえ感じる気温ですが、今までが暑かったために涼しくなるとホッとしますね。

 

今日は日曜日。

 

 

特に菜園でのマストな作業はないのだけれど、少しの時間菜園に赴きました。

 

 

 

途中、

 

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朝顔を発見。

 

盛夏の早朝に咲く朝顔だけれど、最近では涼しくなってきた今頃が最盛期なのかもしれないですね。それにしても可憐に咲いています。

 

 

 

菜園では、収穫を待つ野菜、これから成長しようとする野菜の他に土つくりに一役買ってくれる緑肥たちがいます。

 

 

市道側のクリムソンクローバー

 

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8月下旬には発芽しているはずが、今年は全く発芽してくれていなかったのでしびれを切らして500gだけ播種。

 

すると雨が降り出した9月になってからは、昨年の溢れた種子なのか、バンバン発芽してくれて結果的に500g播種する必要はなかったのではないかと思えるくらいです。

 

やはり降雨が少なかったために発芽スイッチが入らなかったのではないかと推測できますが、これで来年GWには真紅色の花が満開になること間違いなしですね。

 

クローバー、という名前だけあってそれっぽい葉をしています。

 

マメ科の緑肥ですから根粒による窒素分の供給と、センチュウ密度の低減という効果を持っています。

また、比較的マメ科緑肥はアレロパシー作用が働く、なんて説もあるようなので他の雑草発芽抑制に繋がっているのかもしれませんね。

 

 

 

市道側のクリムソンの他には、

 

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春夏野菜専用エリアにはエンバクが。

 

このエンバク、オートミュールの原料ですから食用にもなるイネ科緑肥です。飼料作物、でもあるのでサイネージのように家畜の飼料としても活躍しています。

 

当菜園では、粗大有機物の確保と、センチュウ密度の低減、地中の肥料分を吸収させるという目的で栽培しています。

 

イネ科はひげ根ですのでね、固い土を柔らかくしてくれる効果も期待しての採用です。ひげ根周辺にはいろんな微生物が繁殖するとも言われていますので、当菜園ではメインの緑肥という位置付けです。

 

愛犬ロクロウもエンバクを食べます。

 

 

 

 

菜園では主にはこの2つの緑肥をメインに使用するようにしています。

緑肥には使用する目的がありますのでね、計画的に緑肥計画も立てているのですよ。

 

 

エンバクは来年春まで刈り込まずに放置しておきます。当然真冬になると枯れてしまいますが、圃場を裸地にするよりも、ということで放置します。

 

もっとも、

 

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このエリアはタマネギを定植する予定にしていますので10月下旬に買い込んでしまう予定です。

 

 

 

この2つの緑肥以外にも

 

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セスバニアなんかも見られましてね、近いうちに硬盤破砕目的で大々的に播種したいなぁと検討中。

 

 

 

菜園観察20200908

タイトルの通り、2020年9月8日早朝の様子をアップします。2週間近くも遅い話題なのはすいませんです。

結構記事が溜まると、一日一回のアップにしているもんですからこうなってしまいます。

 

 

さ、

 

気を取り直して、

 

 

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この日の空はこんな感じ。ややもすれば秋を感じさせる空でした。

ここのところ「湿った空気」「寒気」の影響とやらでにわか雨が降りました。文字通りにわか雨なのですぐに晴れると蒸し暑くなり、そしてまた雨が降るということを繰り返して変わりやすい天気になっていました。

 

ただこの日の空を見ると今日はにわか雨はなさそうだなと思わせる何かがありました。

 

人はそれを経験と勘とか言います。

 

 

 

愛犬ロクロウも徐々にではありますが秋を感じているようで、

 

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換毛期を迎えた割にはさほど散歩の距離は伸びず、なかなかヤル気の出さないシバイヌであります。

 

 

 

この辺は田園地帯なのですが、

 

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穂が色づいた圃場もあり、いよいろ新米の季節だなぁと食欲の秋全開の季節到来に胸が高鳴るのでございます。

 

 

 

さて、早朝、菜園の観察に。

 

圃場がぬかるんでいると思われるので慎重に立ち入る必要があります。

あまりあっちこっちと観察はできないかもしれません。

 

 

 

まずは市道側、クリムソン区。

 

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これを見て先日播種したことを少し後悔しました。もっとも結果論であることは承知しているのですが、やはりクリムソンが発芽しなかったのは

 

雨が少なかった

 

からであるということがわかりました。それでも250gしか播種しなかったことが幸いでしょうか。あまり密植しても翌年の管理が大変になるので、結果的には少なめで良かったともいえるでしょう。

 

 

 

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見るからに

 

 

ですよね。

 

 

 

 

 

以下は観察日記みたいなものです。

 

 

#1 市道側、ダイコン①エリア

 

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8/22に播種したものだけ間引きする必要がありそうですね。どうしても秋冬野菜栽培ではネキリムシの暗躍に悩まされますから間引きも少しずつ行う必要があります。

 

家庭菜園レベルですから収穫時期がずれてくれると嬉しいので、これ幸い、ですかな?

 

 

 

#2 市道側、ニンジン/コカブ

 

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まずはニンジン。やっと発芽が確認できました。ただでさえニンジンは発芽に時間がかかる野菜なので。前回のこともあり、ヒヤヒヤです。ようやく発芽してくれたので一安心というところでしょうか。

 

 

次はコカブです。

 

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ニンジンと同じ畝で栽培しています。コカブも再播種していますが、こちらは発芽確認は済んでいまして、次は間引きはいつかなというフェーズを迎えています。

 

 

 

#3 ブロカリ

 

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ここまでは順調のようですね。

ネキリムシの被害もなさそうで安心しています。先刻来からのにわか雨で苗が倒伏している恋ともなく、順調な感じです。

今のところ、アオムシなどの害虫も見当たりません。

 

 

 

 

#4 玉レタス、ダイコン①

 

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やはり気温が高めで推移しているのでレタスの成長が加速していませんね。例年だと涼しくなるタイミングでガンガン成長するのですが、今年はゆっくり目なのかもしれません。

こういう気象条件の時に注意しなければならないのは早期抽台です。

 

ダイコン①は発芽後の生育にバラツキがあります。画像、中央と左はいい感じですが、右の発芽後ダイコンはみすぼらしい感じがします。これってダメなパターンかもなぁ・・・。再播種を検討するか、諦めるか・・・。

 

 

 

#5 ダイコン②

 

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ダイコン②は晩生をチョイスしていますので、晩生らしい生育ぶりですね。

え、意味がわからない?

ああ、成長が遅めということですよ。

こちらの畝も総じて順調に見えました。とりあえず欠株も見られず安心しました。

 

 

 

#6 ハクサイ①

 

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ハクサイ①ですが、発芽が揃った感じです。

今年は気温高めで推移していますのでハクサイにとっては非常に厳しい生育環境かもしれませんが、ここから成長を加速させてほしいと思っています。

 

 

 

#7 キャベツ1、ハクサイ②

 

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キャベツは早生種の「初秋」が植えられており、空いたスペースにはハクサイ②の90日型が播種されています。

キャベツの生育にとってもこの気象条件だと厳しいものはありますが、もともとキャベツは強健な野菜なのでなんとか持ちこたえてくれるでしょう。ずっと晴れが続くよりは降雨があるタイミングで少し気温が落ち着いてくれるという条件ならば、まだまだ許容かもしれませんね。

 

しかしながら、

 

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こんな株がありました。浅植えしていたので、雷雨時の強風で倒伏してしまったと思われます。深植えに直してあげても良かったのですが、ここは放置。自力で回復する可能性に賭けてみたいと思っています。ダメなら仕方ないです。これも自然のことだから。

 

 

ハクサイ②はこんな感じですね。

 

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まぁまぁ発芽が揃ってくれていますね。間引きは慎重に行っていくつもりです。

 

 

 

 

 

#8 キャベツ②、ハクサイ②

 

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キャベツ②は「新藍」という中生種をチョイスしています。ハクサイ②も発芽が揃っていますので心配なさそうですね。

先ほどのような倒伏苗はみられず、やはりある程度は深く植えてあげるのがいいということでしょうね。野菜の教本は浅植えを推奨していますがね。

 

 

 

#9 おまけは安納芋

 

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ここんところ雨が多いので安納芋が元気です。

昨年とは異なり、マルチを敷いていないので雨の有無ってダイレクトに生育ぶりに反映されてしまいます。

 

 

今回はここまで。

 

 

この時期、高確率でヤツに出会えます(リアル)

本日のリアル更新は、

 

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先日間引きした市道側のダイコンのお話。

猛暑が落ち着き、秋野菜が成長を加速させてきたなと感じ始めた。先日1穴2株に間引きしたダイコン①も成長を始めたようだ。

 

再播種などの紆余曲折を経て最終間引きをいつにしようかと考えていた時、ヤツの気配を感じたのだ。

 

 

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ダイコンに食害痕があったので、前回もこんな痕があったっけ、とか思い出していたらヤツのフンと思われるフンが比較的おニューなことを発見した。

 

 

こいつは、ヤツがいるな。

 

 

 

このフンの大きさからしてヨトウムシだと思われた。

だから葉の裏とか株元、マルチの裏あたりに潜んでいるのではないかとに睨んだ。

 

予想に違わず、ヤツはマルチの裏側にひっそりと眠ろうとしていた。ヨトウムシはその名の通り夜行性なので日中は暗いところに隠れていることが多いので、ヤツを探すには日が当たらないところを中心に探してやると大抵は見つかる。

 

 

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やぁ。

 

 

声をかけてみたが返事はなかった。

 

予想通りのことだったのでピンセットで摘んで、そのまま市道側に放り投げておいた。そのうちに野鳥に食われるか、道ゆく車に引かれるかするだろう。それが嫌なら自力で脱出してほしい。

 

 

 

ふと、気になったので、オクラを観察すると、

 

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予想に違わず彼らがいた。

 

オクラにくっついていたのでそのままにしておいた。

秋冬野菜ではなく、その以外の野菜にくっついてくれるなら市道側に放り投げられることはないのだよ。

 

 

 

自宅にサニーレタスとシュンギクを播種しました

先日、菜園でエンバクとクリムソンを播種した日に、自宅の菜園も耕耘してみた。

 

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結局、ナスとピーマンは撤去に至らず。理由は葉物野菜を播種するには気温が高いから。だから気温が落ち着くまでナスとピーマンにもいてもらおうということでそのままにしてある。

 

 

先日、有機石灰と有機肥料、赤玉、腐葉土、牛糞堆肥を投入しており、しかも前日に雨が降ったということで、耕耘するには絶好のタイミングだった。

 

 

 

耕耘後、サニーレタスとシュンギクを播種したいのでマルチング。

サニーレタスは8株定植した。もう少し購入しても良かったかなぁ。

 

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苗を購入してから1週間ほど経ってしまったので早めに定植したかったし、雨も降りそうなのでタイミング的には今だなと思って定植。

ついでに空いた植え穴にはシュンギクを播種。ただシュンギクは消費量が多いので別スペースでも播種予定。ほうれん草とともに別の畝にも播種する予定だ。

 

 

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なんか暑い日が続いたせいか、弱っちく見える。

葉色は適正かな。肥料が効きすぎている苗はもう少し葉色が緑色になる。

 

 

シュンギクはちゃんと種まき用培土を使用。

 

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ここで手を抜くと発芽さえしないからね。

 

 

あ、でもシュンギクの種子、昨年のものだ!

 

 

学習しねぇなぁ〜。

 

 

 

夏の味覚のはずなのに秋のお彼岸頃に収穫できたmioga(リアル)

家庭菜園の醍醐味といえば、手塩にかけて育てた野菜が収穫期を迎え、自らの手で収穫し、それを口に入れた時、

 

うまい

 

と感じること、だと思われる方も多い。

 

当ブログ管理人はエキセントリックな人種なので収穫については醍醐味を感じず、むしろ栽培中の苦労の方に醍醐味を感じる方だ。結果よりも過程を楽しむ、というか。

 

 

だからいろんな野菜を育てていると収穫せずに終わってしまう野菜もあったりなかったり。

 

安納芋なんか取れても食べきれないし。

 

サトイモもそう。

 

ダイコンやキャベツなんかは近所に配るし。

 

 

 

 

いや、食べることはある。そりゃ自分で作った野菜だし、食べる責任もある。

 

 

 

 

***

 

我が家にはミョウガなるものが植えられている。東側の生活道路沿い、シンボルツリーであるアオダモの株元に、いつぞやか、ミョウガの種芋を植えたのだ。

 

ミョウガって収穫するイメージがなく、なんか毎年葉が出てきて、という程度。収穫のためにガツガツお世話することもなく、今日に至っている。

 

そんなとき、和室から東側の生活道路を眺める機会があって見てみると、

 

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あれ、これってミョウガじゃね?

なんか我が家で久しぶりにミョウガを見た気がして少しの時間、じっと眺めていた。実はミョウガって、これを食すわけだが収穫時期って7〜8月の夏の味覚だというイメージがあって。

 

 

周囲を見渡すと、

 

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あ、なんかいたるところに出ているんだ、ということに気づいた。

 

今日は週末だし、冷蔵庫の中の食材も尽きてきた(笑)ので、ミョウガを使った酒の肴でも作ろうかと思いついた。

 

じゃ、収穫だな。

 

 

ミョウガの収穫は初めての経験で、少し土の中に指を入れ、ねじるように収穫するとなんかのWEBに書いてあったのでいう通りにやってみた。

 

すると案外簡単に取ることができたので、調子に乗って5つも取ってしまった。

 

 

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これ、成果物。

 

 

 

ミョウガアオダモの株元に植えたはずなのに、アオダモの幹部元から離れた場所から出ていた。ま、いっか。

 

そこは今まで、ナニワイバラやブルーアローといった樹があったのだが、整理整頓のためにキレイに片付けた場所だった。

残渣が地面に残っており、特にナニワイバラの残渣は。それが残渣であっても棘が強烈で刺さると痛い。かなり痛い。

 

今回のミョウガの収穫で、5つのミョウガを得た代わりに、

 

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中指を少し深く切ってしまった。

 

これが痛いんだよなー。

 

 

ちなみに撮影後、指を曲げたら血が溢れてきた。

最近、献血もしていないのでちょうどいいかなと思った。

 

エンバク、クリムソンクローバーを播種しました

自宅へ戻り、エンバクの種子とクリムソンの種子を用意。自家用車に積み込み、菜園に向かった。

 

天候が微妙な感じになっているので急ぐ必要がある。効率的な作業が求められるわけだ。

 

 

 

用意した種子は、

 

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エンバク「ヘイオーツ」を1Kgとクリムソンクローバー「くれない」を500g用意した。だが、クリムソンはその半分の250gしか使わない。

 

 

 

 

エンバクは春夏野菜専用エリアに、

 

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クリムソンは市道側に、

 

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それぞれ播種することに。

 

 

 

播種そのものは難しくない。

種子をバケツに放り込み、ぶん投げる。なるべくムラがないように均等に播種する。

 

播種後はレーキとかトンボとかで地面を均し、種子に土がかぶるようにする。これがポイントだな。

 

 

 

この日は、その空模様から雨が降ると予測できたので軽く土がかかれば、強烈な雨によって土にめり込んでくれるだろうと判断。せっせと作業することにした。

 

 

そうこうしていると、エンバクの播種と覆土が終了。

 

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中腰で作業したので腰が痛いけどね。

 

 

続いてクリムソン。

 

種子はこれだ。

 

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この種子をなるべく均等に蒔いていくが、クリムソン区は耕耘後、ふかふかな状態なので投げた種子の重みで土に潜ってくれる。

 

 

 

こんな状態ね。

 

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潜ってくれてないなぁ〜(笑)

 

 

やっぱレーキで均すしかないか。

今回持参したのはレーキではなく、ステンレスの熊手みたいなやつ。

これで引っかきながら埋めていこう。

 

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これね。

 

 

 

 

 

せっせと作業すること数分。

中腰での作業はくたびれるな。

 

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はい、終了。

 

 

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こんな空色になってきた。

降ってきそうだな。

 

 

 

成功率40%という結果にココロが折れそうになったので思い切って蒔き直した件(リアル)

いや、

 

あのですね、

 

やはり精神衛生上良くないわけですよ。

 

あのザマで自称家庭菜園活動家を名乗ってはいけないと思ってですね、

 

 

思い切って再播種しましたよ。

 

 

 

え?

 

 

何がって?

 

 

あ、ハクサイ①のことです。

昨夜は眠れなかったんですよ。おかげで今朝は寝坊しました。あれ、なんか矛盾。

 

 

 

 

***

 

今朝、菜園に行きました。

 

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これが問題の畝でして、ハクサイ①と命名された畝ですね。

80日型のハクサイ、中生種ですかね、そのハクサイを播種した畝なんですが、昨日イモムシを発見したにも関わらず、動揺して捕獲もせずに帰宅してしまったのですね。

 

で、その株は死滅しているのではないかと思ったのですが、

 

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こんな状態で生きながらえていました。

たぶんヨトウムシではなく、コナガだと思うのですが、この株付近では発見できませんでした。

ま、無事で何よりというところですが、そんなことよりこの畝の発芽率というか成功率というか、それがひどいんですね。最低です。もう本当にサイテー。

 

 

 

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こんなんばっかりですからね。

 

理由は播種のタイミングが早すぎたからだと思っていますが、ここまでひどいと他責にはできないですよ。こりゃ自責的に捉えるべきだろうと。

 

このような様子ですのでもうモヤモヤ。

 

だって冬野菜の王様のハクサイですよ?

家庭菜園活動家たるもの、冬野菜の王様たるハクサイを栽培しなくて何が活動家ですか!ってことです。

 

昨夜寝ずに考えた結果、再播種を決めました。

 

 

9/2に播種したハクサイは、

 

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この80日型。

 

9/2に播種しておおよそ2週間近くは経過しているので、この80日型を再播種すると結球しないリスクがあります。一応9月中に播種できるとの記載はありますが、リスキーな行為です。結球しないハクサイはチャーシューの入っていないチャーシューめんと同じです。ハンバーガー肉抜きと同じですし、チーズバーガーチーズ抜き、ピザチーズ抜きと同じです。

※その昔、ピザを発注した際、ハーフ&ハーフで片方をチーズ抜きでとお願いしたらかなり驚かれました

 

ですので、

 

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昨年使用した60日型を播種することに。うまく発芽してくれるといいけれど・・・。もうここは賭けですね。

 

 

 

 

***

 

それでは畝に掛かるネットを外してみましょうか。

 

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隙間だらけだなぁ。

情けないなぁ。

 

全部で20株分を生産するために播種したはずです。しかし、実際に発芽し、苗という状態で生育中なのは、

 

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これら8株だけ。

 

ん?

 

 

成功率40%?

 

 

 

いや〜、大失敗じゃないですか。

 

 

 

こんな状況なので、60日型を再播種しました。

どうせ失敗するならやって失敗する方がいいし。

 

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播種後、しっかり圧着。

 

 

これでダメならハクサイは、ハクサイ②に賭けるさ。

 

 

 

 

しかし、8株だけとはねぇ・・・。うち3株は食害痕があるし。風前の灯ってのもあるし。

一方で健全なのもあったけどね。もう一回貼ろうか。

 

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2株だけかいっ。

 

 

 

種子は多めに蒔きました。

現存する株が逝ってしまった場合の保険です。

 

 

やれやれ。

 

 

春夏野菜専用エリアにエンバクを播種する準備

当菜園は450平米の広さを持つ。

 

元々は廃材置き場だった土地を借り受け、せっせと土つくりをすること10年。ようやくそれなりの野菜が作れるような土になった。

 

 

当初はHCで大量に腐葉土を買い付けたり堆肥を購入したりしては圃場へ投入。HCへの1回の支出が5〜6万円を超えることさえあった。

 

これじゃかなり高価な野菜を食うことになるな、と思ったので野菜栽培との向き合い方を再検討することにした。

 

 

まずはこの痩せた土地を豊かする第一歩は緑肥だなと考えた。緑肥には粗大有機物を生産する役割もあれば窒素分を供給する役割がある。それに基本的には肥料などは不要。

 

こうして緑肥を栽培することで土作りにつなげるというエキセントリックな活動は現在も続くことになる。

 

 

 

***

 

当菜園は450平米の圃場を二つに分割している。

 

 

北西側に秋冬野菜専用エリア。南東側には春夏野菜専用エリアだ。そのほかにはサトイモやサツマイモ、玉ねぎなど栽培期間の長い野菜のためのスペースや落ち葉堆肥などを内製するスペース。景観用にクリムソンクローバーを播種しているスペースも確保している。

 

商品作物を栽培するわけではないのでね、450平米って広すぎるのだ。

 

 

 

 

例年、秋冬野菜を栽培するころ、春夏野菜専用エリアを整理整頓して緑肥を播種する準備を始める。

 

先ほどに書いたように、粗大有機物を確保する役割が主なのだが、他にも重要な役割がある。それは地中のセンチュウ密度を低減させる役割だ。

 

 

特に秋冬野菜などはアブラナ科がメインで圃場を分割している関係でどうしても連作になる。そのため、間作としてエンバクを挟み込み、粗大有機物を確保しつつセンチュウ密度を減らして連作障害対策とする。こうした涙ぐましい努力がそこにある(笑)

 

 

4月中旬頃:秋冬野菜専用エリアにエンバク播種、6月中旬刈り込み、鋤き込み

9月中旬頃:春夏野菜専用エリアにエンバク播種、3月上旬刈り込み、鋤き込み

 

 

ま、こんなスケジュールのイメージだ。

もともと、9月に播種したエンバクは11月中旬に刈り込んで鋤き込んでいたのだが冬の間裸地にするのが嫌だったので越年させるようになった。

その理由は、冬の寒気に晒すのも意味があるのだけれど、北西風が強く吹くことで土が飛んでいくのを防ぎたいと考えているのと、微生物の活性を荒らしたくないから。

 

 

ということで、スケジュール通りにエンバク播種と相成ったのである。

 

 

このエンバク播種が終わると、タマネギの定植を除いて秋冬の作業が一段落する。

 

 

 

***

 

この日は9月5日。前日雷雨があり、かなり大量の雨が降った。だから朝、耕耘機を入れられる状況ではなかったのでこの日の作業は夕刻行うことになった。しかも停電もした。それも4時間近く停電していた。

 

 

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ありゃ〜。

この後降ってくるのかな?

 

 

作業自体は単純なものだ。

 

耕耘する。

 

播種。

 

覆土。

 

終了。

 

これだけだ。

 

 

 

 

今回は春夏野菜専用エリアにエンバクを播種しつつ、市道側のクリムソン区にクリムソンクローバーを再播種する。

 

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こちらは春夏野菜専用エリア。ずいぶんと水を含んでいるのようだ。雑草さんも枯れ果てているので耕耘しやすいと思われる。エンバクを播種するが今シーズンは1Kg播種。

 

 

こちらは市道側の、

 

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クリムソンクローバー区。

例年、溢れた種子で発芽するのだけれども、今年はなかなか出てこないため、業を煮やして再播種することにしたのだ。播種する量は250g。

 

 

 

 

さ、耕耘するかな。

 

まずは春夏エリア。

 

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やっぱゆるいところがあったなぁ。

 

 

 

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このしたは硬盤があるんだね。あると知っていたけれど、昨夜の雨はぬかるむほど降ったということか。一気に降ったので許容範囲を超えて吸収しきれなかったんだろうな。

 

 

 

 

クリムソン区。

 

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こちらはキレイに耕耘できた。

しかし大きめの石ころがゴロゴロしているのが気になった。ここでは野菜は栽培しないから良いのだけれど。

 

 

耕耘後、自宅に戻り、播種の準備をしなくてはならない。

 

 

 

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耕耘機のロータリー部分がこんな状態になったので丁寧に除去した。

菜園で出たものは菜園においていく、というのが原則だからね。

 

 

続く。

 

20200916秋冬野菜専用エリア(リアル)

リアル更新、本日2回目です。

昼食を食べ終えたので更新。

 

 

ダイコン①。

間引き後ですが、なんだかすくすく育っている感じがわかりますね。

 

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やっぱ、気温だよ。

 

 

 

ニンジンとコカブ。それと雑草(笑)

 

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発芽にばらつきが見られるのは播種時期の気温のせいだろうな。コカブがこんなにばらつくなんて過去に経験がないし、ニンジンもここまで一斉発芽しないとなると、気象条件に依存しているのではないかという仮説は容易に想像できるもんね。

 

 

 

ブロカリ。

 

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なんか大きくなってたです。

なんだか嬉しいなぁ。

 

 

 

レタスとダイコン①

 

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ダイコン①は間引きしています。この畝の方が生育がいいのね。なんでだろう?

 

 

 

 

 

ダイコン②。

 

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この後でダイコン②は間引きしておいます。1穴2株にしていますよ。

 

 

 

 

ハクサイ①。

なんか調子悪いなぁ。

 

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なんだかほぼ全滅に近い感じで生育不良です。

イモムシも見つけたのですが、そのイモムシを捕獲することを忘れてしまうくらいショッキングです。

こうなったら再播種ではなく、補植しようかなぁ。10株くらい苗を植えるか・・・。

 

 

 

 

キャベツ①とハクサイ②

 

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キャベツにいた害虫は捕獲しました。

ハクサイ②は間引いて、1穴2株にしています。でも1穴1株しか発芽していなかった穴もあったので、それは1株に。

 

 

 

 

キャベツ②とハクサイ②

 

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キャベツは「新藍」という中生種。中生なので生育がゆっくりですかね。でもちゃんと大きくなっていることがわかりますよ。

 

ハクサイ②はまだ間引いておりません。明日間引き予定。

 

 

 

ほうれん草、シュンギクの発芽(リアル)

当エントリはリアル更新です。

 

今朝方、播種したほうれん草とシュンギクの畝を、期待せずに覗いたところ、

 

 

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この畝ですね。

 

 

 

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ほうれん草もシュンギクも発芽していました。

ヨカっタァ。

 

 

 

・・・?

 

 

 

でもなんで菜園のダイコンとかは発芽できなかったのだろうか? ハクサイだって満足できる発芽っぷりではないのだけれど・・・?

 

 

きっと、気温だな。

 

 

やっぱ発芽適温ってのがあって、今年は暑すぎたためにうまく発芽できなかったんだな。

 

 

・・・となんか納得。

真夏の乾燥で水分が抜けてしまったために腐熟が進まなかったモミガラ

菜園での作業が一段落したので早朝からの作業は一旦休止状態に。

 

夜中に結構激しいにわか雨があり、久しぶりに潤った感じがしたが、それは湿度が高いことを意味する。自宅にはヤブ蚊が現れる。猛暑で見かけないなぁと思ったが、気温が落ち着き、さらに湿度が高い時間帯ではヤブ蚊が現れる。

 

 

今シーズン初めて「マジ刺され」した。

 

 

 

***

 

菜園での作業は一段落したが、自宅での作業はこれから。

まずはピーマンとナスをどうするかを決めた後で秋冬野菜の播種/定植を行う。撤去しないでそのままでも良いのだけれど、どうせだったらすっきりと衣替えもしたい。

 

やれやれ、未練がましいなぁ、我ながら。

 

 

 

どうするかを先送りしながらモミガラの様子を確認することに。

 

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真夏の間、全く管理もできず放置してきた。雨も降らない日々が続いたので含水率が低くなっているだろうなと予測しつつ、確認することに。

不思議と野菜残渣は分解は進んでおり、流石に夏場は活性が高いなと思わせた。

水分量を確保してやればもっと腐熟が進んだかもしれない。そう思ったが時すでに遅しだった。

 

 

ここには2年目もののモミガラから4年目を迎えるそれまで存在している。

これらの存在理由は野菜残渣の分解のためであり、キッチンで出た野菜系生ゴミを分解させるため設置している。ちなみに動物性のものは一切投入しない。

これらの「生ゴミ分解装置」は時が経つとモミガラ堆肥となるので、然るべき時期が来たら自宅の菜園に投入されることとなる。

 

生ゴミが減らせて、堆肥にもなって、家庭菜園に使えるって素晴らしいねぇ。

 

 

 

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これらは2年目を迎えるモミガラだ。

ここに来てようやくミミズさんが発生し生ゴミを分解してくれるようになった。ミミズさんが現れると堆肥化が加速する。

しかし、先にも述べたように含水率が低くなってしまったのでミミズさんが増えず。

でもだんだんと色が黒ずんで来ており、モミガラそのものの腐熟が進行していることがわかる。

 

 

 

次は3年目のモミガラだ。

 

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こちらはモミガラの原型が崩れて来ており、さらに腐熟が進行していることがわかる。当然にミミズさんも多くいるのだが、生ゴミを投入する量が少なかったからか今ひとつ増えきれていないような気がした。

 

 

これらのモミガラは積極的に堆肥化を進めるための資材を投入することはしていない。気が向いたらEM菌などの資材を追加することはあるが、気が向かなければ何もしない。時間の経過によって自然的に堆肥化されるのを待つ。

 

 

 

最後に4年目を迎えるモミガラだが、

 

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こちらはずいぶんとクタクタな感じになっており、この秋にも堆肥デビューしても良さそうに見えた。

このくらいにくたくたになるとミミズさんは減少し、土状に変化。野菜残渣を投入してもあまり分解が進まないので注意が必要だ。

 

 

このように世代交代を進ませながら野菜残渣を分解させるモミガラを堆肥化させるわけだが、ゴミも減るし、堆肥も内製できるし、良いことづくめ。やることといえば、残渣を投入したらかき混ぜつつ、残渣をモミガラの中に隠すことくらい。あとは乾燥していれば水を加えるとか、だね。自然の降雨だけでも年数が経てばちゃんと堆肥になってくれる。

 

 

 

***

 

当菜園では落ち葉も堆肥化させている。

こちらも同様に、堆肥化を促進させることはしておらず、自然に分解されるのを待つ。米ぬかを散布したり水をかけたりというようなことはしていない。カブトムシの幼虫が落ち葉を食べてくれるので分解が進むのだ。カブトムシの幼虫の糞と共に良質な堆肥を供給してくれるため、本当に積んでいるだけ。

ただし、菜園全体に使用できるほど生産性が高くないのが残念なところだ。

 

 

 

 

これから農閑期にかけて、土つくり、堆肥作りといった「楽しい」作業も待っている。

 

播種に皮肉を感じ、どうせだったらと思ってしまった20200915早朝

当ブログ管理人は四捨五入すると50なんなんとなる中年男性である。

 

 

いわゆる団塊ジュニア世代であり、バブルの恩恵を受けられずに就職氷河期に突入する一歩手前の世代。競争社会、という言葉を念仏のように聞かされていて、

 

・当時教師による体罰は黙認

・差別は区別である

・社会というものは理不尽なもの

・大人は全て正しい

 

といったような価値観を植えつけられてきた世代だ(一部当ブログ管理人の主観あり)。好むと好まざるに関わらず、そういう時代だった。

 

当然に中学生の自分は、男子中学生はボウズ。女子中学生はオカッパまたは三つ編みが強制されたものだ。

 

 

当時の自分は、そういう価値観に対する違和感を感じながらも、時代が作り出したであろうシステムに抗えない自分をもどかしく感じていたのも事実である。

 

 

自分は無力なんだ、と。

 

 

一方で、物事を冷静に見る自分もいて、実際にそれが顕著に現れだしたのは高校を卒業する頃だったけれど、「やれやれ」と思うようになってもいた。自分にできることとできないことがわかるようになったからだ。

 

自分の努力によってなし得ない事象に関してはどう足掻いても抵抗は不可能である、そういうことだ。会話ができない相手とは会話しない、ということである。

 

大学生になる頃には、「どうせ他人とは分かり合えないことが圧倒的に多い」という考えに至り、4年間を過ごす。それは四捨五入して50になる頃を迎えても変わらない。

 

 

 

***

 

そんなことを思い出すような出来事があったので紹介したい。

 

 

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先日、ほうれん草とシュンギクを播種した畝だ。まだ発芽していない。

 

 

 

一方、少し前にサニーレタスとともにシュンギクを播種したが、植え穴に播種されなかった種子は、

 

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そのへんにポイっとしてしまった(笑)のだが、これがしっかりと発芽している。

 

 

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これな。

 

 

 

 

丁寧に、わざわざ種まき用培土まで使用して播種/覆土までした植え穴と、そこらへんにポイっとしたもの。

ポイっとしたものがきちんと発芽するなんて皮肉だと思う。

人為的に播種したものよりも、不作為にポイっとしたものの方がしっかりと発芽するなんて理不尽だ。

 

どうも今年は播種にはツキがないらしいな

 

 

 

ということで、いくぶん、ヤケになって、

 

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この2箇所にシュンギクとほうれん草を播種することにした。

しかも

 

ポイっと

 

播種することにしたわけだな(笑)

 

 

 

シュンギク

当然に覆土せず、このまま放置。

 

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ほうれん草。

ほうれん草は野鳥に食われる可能性があるので少し土をかけた。

 

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(かかってねぇなぁ)

 

 

いい加減にネットとか支柱とか買い足そうかなと思わせたネットかけ作業(少し安納芋)

ここ最近で気温が落ち着いてきたからであろうか、安納芋が勢いよく葉を展開させてきた。いや、そんな気がするだけかもしれないが、少なくとも菜園主はそう思った。

 

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それでもやはり雨が少ないためか、昨年よりは葉量が少ない。

比較してみようか。

 

 

2019年の同時期撮影。

 

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2020年。

 

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ふむ、若干負けてるな。

あ、でも昨年ってマルチしていたんだな・・・。どうりで。

それなら今年は葉量が少ないのは納得だな。

 

 

でも葉が立ってるなんて見たことなくて、

 

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ま、要するに元気だということ。例年収穫は11月初旬だけれど、今年もそれに倣おうかね。

 

 

 

***

 

さて、当菜園における秋冬野菜の準備はネットをかけることで壮大なフィナーレを迎える (ウソ)

 

ネットは播種/定植した4畝にかけるが、

 

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これが結構しんどい作業でもある。ま、やると決めたからには今日中にやらんとな。

 

 

ネットを準備し、畝の横に並べる。重しのペットボトルを所定の位置にセット。トンネル用の支柱を敷設する。前にかけたトンネルに揃えて支柱を敷設すると、とてもそれっぽく見える。

 

 

 

 

それって、なんだ?

 

 

 

 

しかし、ネットが古くなってきておりとても汚い。ところどころ傷みから破けているし穴も開いている。なるべく穴の空いていないネットを使用しようと思うけれど、そろそろ買い直したほうがいいかもなぁ。でもね、ネットって高価だから一気に買い揃えるのが難しいのだ。

 

 

 

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この汚いネット、一回かけてみたのだけれど、反対側に大きな穴が空いていることに気づいた。こんなのはネットではないし、こんなをかけてはいけない。もっとまともなヤツに交換せねば。そういえば昨年新しくおろしたものがあったな。

 

 

 

だいたい30分くらいかかっただろうか。ネットをかける作業は終了した。

 

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まぁまぁの出来栄えだろうか。

しかし、体力的にはしんどいものとなった。このあと仕事だぜ? しかも顧客と打ち合わせさえあるというのに大丈夫か? ま、リモートだし、打ち合わせは午後だからなんとかなるか。

 

 

全景。

 

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今後は間引きや害虫駆除、雑草除去が主な作業となる。

秋が深まっていく頃、早朝の菜園で野菜を眺めている時間が至福だ。

 

 

え、ビール飲んでいる時とどっちが至福かって?

 

そりゃ、ビール飲みながら早朝の菜園で野菜に向き合っている時でしょ?笑

 

 

 

***

 

秋冬野菜エリアの東側に少しだけスペースがあり、一応畝が1つ分くらいはできるスペースを確保してある。今後何か栽培したいものが出たらそこに畝を立ててみるか。

 

もっともニンジンを再播種したので当面何もないかなぁ。

 

シュンギクは自宅でやるし、ミズナくらいかなぁ。

サニーレタスでもよかったんだけれど、どうすっかなぁ。

 

 

当面は市道側含めて8畝で運用していくことにする。来シーズンも8畝でいい。あまり多すぎても食べきれないのだから。 

 

サトイモの様子(リアル)

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サトイモですね。

最近は雨が多いのですっかりと元気を取り戻したように見えます。

 

とはいえ、盛夏に受けた雨不足によってそれなりのダメージも受けているのですが、これから秋に向けて最後の光合成に励んでもらいたいです。

 

 

サトイモは基本、種芋定植後は水管理と土寄せがメインの管理作業となります。もっともそこには追肥という作業も必要だが、当菜園では追肥はしていないです。追肥をしていなくとも、ご覧のようにここまで成長しています。

 

ところがなんらかの形でサトイモにダメージが加わると害虫被害を受けやすくなります。

今年はたまたま猛暑と雨不足でしたが、台風による強風とかもそうですね。そういったダメージを受けますと、

 

 

 

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こんなふうに、いかにも何かの食害を受けているような感じの・・・、

 

 

 

 

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こんなことになるわけです。

 

 

 

でも意外と葉が全て食害されることは稀で、大方は野鳥さんに食われてしまいます。それでも見た目がグロテスクなので、

 

 

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ハサミで切り落とそう。

 

 

 

 

 

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こんなにいるんですよ。

これはセスジスズメではなく、ハスモンかもしれないですね。ほんと、野菜が弱ったところに近づいて襲ってしまうのですから抜け目ないです。

 

 

 

ハスモンがいたものの、基本、順調に育ってきていると思います。

 

 

ハクサイは作りすぎてダメにしてしまうので少なめに

当菜園ではハクサイは播種して育てることにしている。

 

もちろん苗が売っていて定植することができるのも知っている。だが当菜園では播種で育てるようにしている。

理由はいくつかあって、

1. ハクサイは直根性なので移植に不向き

2. 冷涼な気候を好むのに定植時には高温になって早期抽台する可能性がある

3. 菜園主の腕が悪い

がそうで、なるべく失敗の少ない方法でハクサイを育てることにしている。

 

 

もっとも播種したハクサイがダメになった場合には苗を調達し移植することは想定している。しかし、そんな事態に陥ったことはない。再播種してしまうからだ。もっとも再播種する分、結球しないリスクは高くなるけれど。

 

 

今回、ハクサイは80日タイプと90日タイプの2品種を用意した。中生種になるのかな。

例年作りすぎてダメにしてしまうことが多く、今年は少なめにした。うまく結球してくれればいいけど。

 

 

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株間は30センチ。

 

 

 

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播種は1穴あたり4粒。種まき用培土で覆土、圧着するのはダイコンと同じだ。

 

 

 

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今年は暑すぎたからであろうか、ネキリムシやその他の芋虫を見かけない。もっともこれから出てくるだろうから、特にネキリムシ対策に農薬を散布。おびき寄せるタイプらしい。フェロモンでも出るのだろうか?

 

先ほど播種したダイコンの畝にも散布。ま、効いてくれればいいけれど過度な期待はするものじゃない。秋冬の害虫はたくましい。大きくなったヨトウムシは薬剤が効かないし。

 

 

さて、次はキャベツの定植だ。

まだ時間はある。午前9時には自宅に戻り、在宅ワークの準備をする必要があるので時間が勝負だ。

 

 

キャベツは2品種。「初秋」と「新藍」だ。初秋は葉が柔らかく、生食向き。一方の新藍は少し葉が硬いが冬の寒さには比較的強い品種。この2品種はマストだね。

 

初秋は葉が柔らかいので当然に害虫にも狙われやすい。経験的には被害率が高くて、だからこそ定植時には農薬散布が必須。オルトラン粒剤を散布している。

後にも先にも農薬散布はこれきりだ。

あとは害虫発生の様子を見ながら使用を決めるが、おそらくは使用しないだろう。今年は菜園を観察する時間的な余裕があるため、害虫がいたらピンセットでつまめば良いのだから。

 

 

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定植なんてあっという間だ。

 

手前が、

 

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「初秋」で、

 

 

奥が

 

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「新藍」だ。

 

畝は20株定植可能。キャベツはそれぞれ16株しかないので4株分余ることになる。

だからその空いたところにハクサイの「90日」を播種することに。

 

 

 

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いずれの畝にも90日を蒔いておいた。うまく育ってくれるといいなぁ。

 

 

これで播種/定植は完了した。散水したらネットをかけよう。

ネットをかける作業も立ったり座ったりと、足腰にはきついんだよなぁ。