実は先の三連休の間でやりたかったことのうち、今年一回目の落ち葉拾いを行うことは出来なかった。三連休初日に雨が降ってしまったこともあるが、一番の理由は葉が落ちていないから。何もかも予定通りにはいかないのが世の常だ。だから少なくともタマネギの定植だけは完了させたいと思っていた。
ところが、サトイモとサツマイモの収穫をしていたら腰を痛めてしまった。連休中日のことだ。無茶せず、連休三日目は大人しくしていようと思ったのだが、せっかく苦労して収穫を終えたのだからライ麦くらいは播種しなきゃと思い立ち、耕耘機を出撃させたのだ。
ライ麦を播種したいエリアは、①サツマイモ跡地 ②サトイモ跡地 ③オクラ跡地 の三カ所なのだが、タマネギを定植するために畝も立てたかったのでタマネギエリアを含めた四カ所を耕耘した。
ここはタマネギエリアだ。少し水分が多いのが気になった。
ここはサトイモ跡地だ。敷きワラやマルチ代わりにしていたソルゴーがほどよく朽ちていて耕耘したら見事にくだけ散ってくれた。
ここはサツマイモ跡地。水はけがよいのが自慢。数年前はスギナが蔓延るエリアだったが最近はあまりスギナを見かけなくなった。
ここはオクラが育っていたエリアだ。春夏エリアのエン麦播種時にはオクラを収穫していたので、緑肥播種が今頃になってしまった。
今回使用するライ麦はこれだ。
播種する時期が11月になってしまうことは分かっていたのでエン麦ではなく、低温下でも生育が旺盛だと言われているライ麦をチョイスしたのだ。
播種の手順はエン麦と変わりはない。耕耘機を走らせた後、足跡をつける。その足跡にめがけて播種する。レーキを使用して覆土するという手順だ。
ほとんど適当に足跡をつけたら播種する。今回は三エリアに播種したのだが、11月になっていること、比較的寒くなることが予測出来ることなどから1kgすべてを播種することにした。
足跡めがけて播種した。麦系は密に播種してあげた方が初期生育がよい。
播種後はレーキを使用して足跡に土をかけるようにして覆土する。普段なら大した労力は必要ないのだが、腰を痛めているため結構しんどかった。
とはいえ、あまり時間がかからずに完了してしまった。耕耘機使用後から30分足らずだった。*1
サトイモは連作を嫌うらしいし、オクラは比較的ネコブが付きやすい。サツマイモは連作すればするほど上手に栽培出来るようになると言われているが、当菜園は緑肥による土作りが生命線なので、こんな時期になってしまったが播種を済ませることが出来た。それに真冬に圃場を裸地にしないということも目的だから低温下で育ってくれることがありがたい。
*1:だからタマネギの定植まで行うことが出来た