収穫後、急速にうまみがなくなっていく野菜、それがエダマメ。トウモロコシもそうだけれど、家庭菜園で育てたエダマメを食べた後では市販のエダマメはもう買えない。いわんや冷凍エダマメも買えないし、居酒屋でエダマメも食べられない(笑)
このエダマメ。簡単に栽培出来そうだけれどなかなか気難しい野菜でもある。手塩にかけて育てようとするとうまく実が入らない。かといって完全放置するとカメムシにやられる。タネは毎年新しいものを準備しないと発芽しない。野菜本には肥料はほとんどいらないとするものが多いが、肥料をくれないと育たないこともある。水が好きな野菜だから水やりの必要もある。なかなかどうして、気難しい野菜ではないか(笑) 本エントリはそのエダマメの記録だ。
2014シーズンのエダマメは一年前のマメを播種したためにほとんど発芽しなかった。これが一番の失敗だった。だから播き直しを行っている。収穫も一週間ほど遅かった。だから風味もよくなかった。だけれど、カメムシ被害はなかった。
2014/04/13 畝にマルチを敷いた
肥料設計は元肥だけであるが、エダマメにしてはいくぶん多い設定になっている。同日、播種しているが、
一穴に三粒ずつ播種したのだが、これがまったくといっていいほど発芽しなかった。理由は簡単で昨年のタネを使用したからであった。マメ科のタネは寿命が短いのだ。なんかの本で読んだので知ってはいたのだが、うっかり失念していた。
発芽したのは一穴一株だけで、その他は一向に発芽しないのでしびれを切らして4/20に再播種している。画像は古いタネが発芽したもので奇跡の一株と呼んでいる(笑)
2014/05/03 再播種したものが発芽した
同様に一穴三粒播種し、穴を種まき用培土で覆った。ネット越しで恐縮だが、覆われた土が盛り上がっていることがご確認いただけると思う。
2014/05/05 様子
再播種したものは100%発芽した。これで一安心だ。
2014/05/11 本葉が出てきた頃
2014/05/24 播種後約1ヶ月
この段階では葉色が薄いので肥料設計は適正かなと思っていた。いい気分で土寄せを行っている。
マルチがすっぽり隠れるくらい土寄せした。結果的にこの土寄せは正解だったように思う。
2014/05/31 初夏の日差しを浴びる様子
ここまでは順調に来ていると見ていました。そろそろネットを外してもいい頃合いだったかもしれません。
2014/06/05 虫除けネット撤去
2014/06/11 花確認
2014/06/26 いつのまにか実が付いていた
この頃になるとカメムシやらコガネムシが出てくる。いくらか葉が食害されている。
2014/07/12 収穫
本当は一週間早く収穫する予定であったが、天候の関係で収穫がずれてしまった。
2014/07/13 根や根粒菌の確認
根粒の一つ一つが大きかったのが印象的だった。
それなりに長い期間でエダマメを楽しむことが出来た。カメムシもほとんどいなかったし、泥棒も来なかった。エダマメは買うと高いぞぉ〜。
ただ、少し徒長気味だったかな? 肥料が効いてしまったということだ。土壌内肥料分と根粒の関連性なども興味深いのだが、なかなかどうしてエダマメは気難しい野菜であることだけは再認識出来た。