自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

秋冬エリアを耕耘し、エン麦を播種しました

f:id:sk6960:20150425160120j:plain

これが耕耘前の様子。雑草さんがいたるところに。

朝のうちは穏やかな南風が吹いていた。こいつは絶好の菜園活動日和だなんて思った。まずは雑草さんをこなごなにする必要がある。ロータリーを深めに設定して何も考えずに一往復した。

f:id:sk6960:20150425160119j:plain

一往復が終了したが、残渣は埋め込まれていないし、雑草さんもこなごなになっていない。そんなことは想定内。だからなにも考えずに二往復目。

f:id:sk6960:20150425160121j:plain

ま、こんなもんだな。

 

***

さて、エン麦を播種する準備が整ったのだが、ここで問題が発生した。この先雨が降る予報になっていないということだ。エン麦は播種後一雨降れば確実に発芽することが経験的に分かっている。しかしながら雨の予報がない。正直少し考えた。

・・・。

エン麦を播種出来るのは時期的にラストチャンスだ。7月には鋤き込みを行いたい。1ヶ月腐熟させて8月下旬には秋冬野菜の播種定植だ。秋冬野菜は播種定植時期を送らせることは出来ない。逆算すると今しか播くことができない。雨が降らなきゃ散水すればいいと思うのだが、そんな手間はかけられない。

しばらく考えたのだが結局は播種を敢行した。なんとかなるさ、などと思いながら。

 

***

播種の手順は実に簡単。バケツにタネを放り込む。そして均等に播く。それだけ。播種が出来たら、レーキを使用して地ならしするように埋め込んでいく。ただ、この時期のエン麦播種には少しだけコツがいる。

この時期はまだ野鳥のエサが少ないと見えて播種したタネをスズメなどがついばんでしまうことが多々ある。だから確実にタネを埋め込む必要があるということだ。

f:id:sk6960:20150425160055j:plain

このように地表に出ていると野鳥がやってきて食べてしまう。しかも器用にタネの中身を食べた後で、しっかりと殻を捨てていくのだ。

もちろん地ならし程度じゃ埋まってくれないのでレーキを使用して次のようなことを行う。この作業を行った後では2日後に腰が痛くなる(笑)

 

使用するのは

f:id:sk6960:20150425160052j:plain

そう、アメリカレーキ。地表面に残っているタネはこのレーキを使って確実に埋め込んでいくという作業をする。簡単に手順を説明しよう。

f:id:sk6960:20150425160114j:plain

このようにタネが地表面にあったら、

f:id:sk6960:20150425160115j:plain

地面にレーキをおし当てて、押し進める感じで、

f:id:sk6960:20150425160116j:plain

タネを埋めていくだけ。

f:id:sk6960:20150425160118j:plain

さしずめ、クワを使用して畝に散布した堆肥などを混ぜ込んでいくように少しずつ前進していくのだ。

f:id:sk6960:20150425160117j:plain

レーキの尖った部分でぐいぐいと押し付けて、そう、穴を開ける感じかな。周囲の土をその穴に埋めていく感じで進んでいくとタネが埋まってくれる。とても地味な作業だがとっても大事な作業だ。9割方のタネを埋めたところでこの作業は終了だ。

f:id:sk6960:20150425160056j:plain

あとは雨が降ってくれることを祈ろう(笑)

順調なら10日前後で発芽。7月上旬に刈り込みと鋤き込み、その後セスバニアの播種を経て、秋冬野菜播種定植の二週間前までにはセスバニアも鋤き込む。今年はこんなストーリーで進めていくつもりだ。

ともあれ、秋冬野菜の仕込みが始まったということになる。むむむ、早いな。