昨夜、「土スペ」を見ていたらグラリと来た。最近地震が多いものだからやれやれと思っていたらロクロウがそばに寄ってきた。臆病なシバイヌは身の危険を感じたのかもしれない。こういうとき、飼い主が動揺すると犬にも伝播する。だから平生のように犬と戯れた。御嶽山といい、大湧谷といい、口永良部島といい、最近はずいぶんと地球が怒っているように感じている。何を隠そう、地球を怒らせているのは人間に他ならない。
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土曜日は強烈な暑さだった。早朝から愛犬ロクロウの散歩に行き、散歩しながら家庭菜園的活動の計画を立てていた。やることたくさんだった。
①オクラの追加補植のためにオクラを調達すること
②トウが立ったダイコンの始末とダイコン跡地の再利用
③ナスの支柱設置
④トウモロコシの害虫対策と、その資材調達
⑤レタス類、ブロッコリーの収穫
⑥オクラの整枝
⑦散水
⑧自宅トマトの雨避けトンネル設置とキュウリの支柱設置
これは朝からアクティヴに動かねば何もかもが中途半端になる可能性がある。だから早々に朝食を済ませた菜園主はHCへ直行。目指すはジョイフル本田だ。苗を買った。併設されているスーパーで夕食の食材を調達。すぐさま帰宅。空を見上げる。暑くなりそうだった。そういえば、スーパーで100%のオレンジジュースを買っている。これは飲料用ではなく、アワノメイガトラップを作成するための資材だ。ドライイーストは自宅に完備されている。そうだ、トラップを作ろう、と思った。なぜって、トラップは半日程度醗酵させる必要があるからだ。
4リットルのペットボトル容器に100%のオレンジジュースを投入する。ついで、オレンジジュース100mlに対して3gのドライイーストを投入する。オレンジジュースは冷えていたのでドライイーストを入れてもすぐには醗酵は始まらない。1000mlのオレンジジュースに対して30gのドライイーストを入れた菜園主は庭へ出てペットボトルをシェイク。ペットボトルのキャップを超ゆるめにしておいて、半日放置だ。
まだ醗酵は始まらない。
完成後、これを500mlのペットボトルに移し替え、トラップは完成となる。簡単でしょ? 効果のほどは昨年実証済みだが、意外と簡単に作ることが出来る。今年は二畝でトウモロコシを運用しているのであと1000mlのオレンジジュースが必要だ。
トラップについては蜂蜜を投入したり、オレンジジュースで代用したり、いろいろな作成方法がある。それぞれ入手しやすい資材で作成すればよいのではないか。
夕方、ぶくぶく醗酵しているのが確認出来た。もう一日天日に当てて醗酵が完全に収束するのを待つつもり。トラップ設置はトウモロコシの雄穂の様子を確認してから決定することを決めている。