例年、この時期になると秋冬野菜の作付計画を考える。さらには秋冬野菜栽培に必要な資材をしこたま買い付けて秋冬野菜栽培の準備を始める頃だ。
画像は現在の秋冬野菜専用エリアの様子だ。
生き残りのソルゴーとセスバニアが繁茂している。ソルゴーもセスバニアも夏に向いた緑肥であるから耕耘ぎりぎりまでこれらを育てていくことになる。ソルゴーは粗大有機物の確保にはもってこいだし、セスバニアはマメ科緑肥だからチッソの供給源としての役割を与えているというわけ。
少しだけセスバニアを拡大してみた。
昨年、一昨年採種したタネを投げたままだったのに見事に発芽・成長してくれている。このまま地中にチッソ分を供給し続けてもらおうではないか。
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秋冬野菜栽培はアブラナ科が多いから毎年連作障害が気になるところ。連作障害を回避するために間作としてエン麦を播種し、センチュウ密度の低減を図る。さらに地中に大量の粗大有機物を投入することで微生物の活性化を目論み、連作障害へのリスクを最大限に回避するといった手法を取り入れている。市販の動物性堆肥は導入することを止めた。
秋冬野菜栽培のポイントは播種定植時期にあるように思う。
本格的な寒さが来る前にある程度の大きさにさせる必要があるので播種定植時期は待ってくれない。
しかしながら、早くすれば病害虫の被害が懸念されるし、遅すぎると寒さで収穫できないこともある。ここ、埼玉県地方では9月第一週前後が適期だといえる。
秋冬野菜専用エリアの仕込みは、秋冬野菜の播種定植時期から逆算してスケジュールを調整していくのが例年の動きになる。
作付のラインナップは例年と同じだ。
キャベツにハクサイ、ブロッコリーにカリフラワー。葉物野菜にダイコン、ニンジンなどの根菜類。
これだけの品種を集中して播種定植する必要があるのでこの時期だけは会社を休んで作業することもいとわないわけ(笑)
そうすると、
お盆前後で耕耘作業開始。有機肥料散布も石灰も同時にやろう。
播種定植は8月最後の土日になるだろうか。
必要な資材はあるかな? トンネル用の支柱が必要だな。それとネットを新調しよう。出来ることなら自家製堆肥を投入してみたい。
台風さえ来なければ、このスケジュールでいけそうだな。