先日春夏エリアの除草をしていたらこんなものを見つけた。これはインゲンだ。真夏になる前にインゲンはすべて処分したはずなのに、ちょうどインゲンを栽培していたエリアからインゲンが育っていた。まさか発芽出来なかったタネが一念発起して発芽した訳でないだろうし、収穫出来なかった実についたタネが発芽したと見るべきだろう。
なんにせよ、このように花まで咲かせているからこのまま放置しておこうと思う。
さらにエダマメエリアではなぜかエダマメが育っていた。
トウモロコシの残渣を処分したときにエダマメも処分したはずで、これもまたインゲン同様に発芽したのだろうと推測した。さすがにエダマメはこのまま放置しても意味がないのでエン麦播種前に処分してしまおう。
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サトイモが不調。理由は特定出来ていないけれど、水切れさせてしまったことが要因ならば菜園主に責任のすべてがある。
第一に葉量が少ない。草丈も低い。それに、
ハスモンヨトウがびっちり付いている。先日までセスジスズメがいたのだけれど、現在はハスモンヨトウの大群だ。だいたいにおいて植物というのは健全に育っていないときに限って害虫さんが取り付く。ということは健全に成育出来ていないということだと解釈している。さすがにサトイモは諦めて処分するわけにはいかないが、サトイモさんの生命力に賭けてみることにした。
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サトイモに見飽きた菜園主がふと目を下にやるとトノサマバッタを見つけた。
お分かりになるだろうか?
トノサマバッタをまじまじと見れたのは何年ぶりだろうか? なんだかすばしっこくってなかなか肉眼で捉えることが出来ないイメージがあったし、網で捕まえるくらいなら出来るだろうけれど、間近で撮影できるなんて思っても見なかった。草刈りされたもんだから怒っているに違いない。
さらには
ショウリョウバッタの雌も見かけた。ショウリョウバッタはそこらへんにうじゃうじゃいるので珍しくないけれど、当菜園にはいろんな小動物が生息していたんだなぁと思った。
刈り払い機をブンまわすのは彼らの住処を破壊することなのだ。巨人が人間の住居を破壊するように。
そう思うと複雑な気がした。