当菜園では今シーズン、収穫時期がずれるようなある試みに着手した。誰でも考えつくような手法ではあるのだが、早生/中生/晩生をバランスよく播種定植するようにしたのだ。大したアイディアではない。もちろん、播種定植の時期をずらすことでそれが可能となるのだが、秋作は作業の一日の遅れが何日もの収穫期の遅れにつながるので何回かに分けての播種定植は見送ることにし、同じ日の作業で品種の違いによって収穫時期をずらそうということと相成った。それに気候も不安定だったし、いかんせん週末しか作業の出来ない自称週末ファーマーだから(笑)
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具体的にはキャベツを早生/中生/晩生と三タイプ定植した。ハクサイも早生と晩生を。ダイコンも早生と晩生を播種から育てている。
そのダイコンが最終間引きを迎えた。
ここまでネキリムシの被害もなく、ヨトウムシに代表されるイモムシによる食害もなく順調にきている。途中、天候不順のためか生理障害のような症状もあったが、間引きを一週間遅らせたことで回復してきたと確認出来たため、最終間引きとなったわけだ。間引きしつつ、畝周りの雑草さんも駆除する。
現在、一穴に3株あるからこれを1株にする。残す株は根部が地面に対して直角に近いものを採用する。
合わせて間引き後、土寄せを行った。株の安定化という目的があるのと、なるべくならまっすぐのダイコンを収穫したいからね。
確か、この畝は晩生タイプのダイコンを播種したと思ったけれど、なぜかハクサイらしき株も見える。奥に見えるのはカリフラワーだ。イメージは風除けのために背丈が大きくなるカリフラワーを北側に配置している。
早生種のダイコンの畝も同様に、間引き・土寄せという工程を捌いていった。
これは早生種の畝のはずだが、晩生よりも草姿が小さいようにも見える。早生/晩生が逆なのかな?
基本的に当菜園でのダイコン栽培は追肥ナシで行う。元肥だけでの栽培となるが全くもって問題はない。
あとは根部が太るのを待つだけだし、成長点を狙って攻めてくる害虫さんを見つけ次第捕獲するという管理作業を残すのみとなった。