愛犬ロクロウの散歩でよく赴く公園の木々も落葉している。
見えるのは野球場なのだが、夏の暑い盛りでは木々の木陰が涼しげで、人々を涼ませてくれた木の葉もその役割を終えたと判断し、功労者に別れを告げたようだ。
愛犬ロクロウも落ち葉のカサコソとかいう音を聞きながら秋を感じてるように見える。
愛犬ロクロウの散歩の距離が伸び始め、コイツは本当に春夏が嫌いなんだなぁと思わせる2015年の秋だ。
先日、タマネギを定植した日、収穫し終えたサツマイモエリアにクリムソンクローバーを播種している。
せっかく耕耘機を出したのだから、と思い、サツマイモエリアを耕耘した。サツマイモを何年も栽培すると、栽培するたびに土が良くなるといった記事を見かけたことがある。実体験がなければ信用しないというあまのじゃくな菜園主は、「そんなのウソだ」とか思っていたが、実際にサツマイモを何年も作ってみると確かに土質が良くなっているような気がした。それでもまったく肥料分はないと見える。事実、昨年同時期にライ麦を播種しているが、ライ麦の伸長は鈍く、かつ緑も薄く、チッソ肥料を含む多くの肥料分がサツマイモによって吸収されてしまったことを確認している。
2016シーズンはここに安納芋を定植するかどうかは決めていないけれど、まずこのエリアに感謝の意を込めて緑肥を育てることにした。
播種したのはクリムソンクローバーだ。
本来は9月初め頃に播種するのが適期なのだが、タネ袋の注意書きを見ると11月播種でもイケるのではないかと思った。開花時期が遅れるだけだし、それにここは枝葉がある程度の大きさになったら枝葉は鋤き込む予定でいるから問題ない。問題があるとしたら本格的な冬を迎える前までにどれくらい大きくなってくれるだろうか、ということだ。
これは播種後の様子。あっという間に播種は済んだ。
せっかく土質が良くなったのだから冬場に裸地にしておくのはもったいない。マメ科緑肥に頑張ってもらってさらに有機分に富んだ圃場になってもらおうではないか。