自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

除草旁々アブラナ科野菜に取り付くヨトウムシなどを捕獲

今年は害虫が少ないと思っていた。でもしっかり野菜に取り付く害虫がいる。害虫も必死だ。ずっと観察していたのだけれどそのときは害虫はいないと思ってみても後になるとしっかりと害虫さんは現れる。どこに潜んでいたのかを訊いてみたい気がする。

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この畝は不思議な畝だ。

菜園主自ら播種定植作業をしたにも関わらずこの畝にはダイコン、ハクサイ、カリフラワーが混在する。確かにダイコンとカリフラワーは狙って栽培するつもりであったが、なぜかハクサイが混植されている。

「はて? ハクサイなんか播いたかな?」

と自問自答するが、覚えていない。意図があることなら分かるのだが、理由が分からないんだから意図の存在を論じるのは無益。

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この畝を除草しようと思ってネットを解放した。しばらく眺めていると食害痕が至る所に見られた。確かにカリフラワーにはイモムシがいたので食害痕があるのは承知していたのだが、どうやらハクサイやダイコンにも食害痕がありそうな気配。ここは慎重に野菜を眺めてみることにした。

おお、いる、いる。

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今まで気がつかなかっただけでしっかりといるんだね。

彼らを見つけてしばらく彼らの食欲全開ぶりを眺めていた。菜園主はそれにも飽きるとおもむろにピンセットを取り出し、一匹一匹捕獲しては手のひらに載せていった。手のひら一杯に捕獲するとイモムシたちは虫専用エリアに放り込まれることになった。

「カリフラワーやダイコンの葉は食べてもいいけど、ハクサイは食べないでほしいな」と呟きながら菜園主は除草作業を続けた。