今年は秋が長いなぁと思っていたらやっぱり少しずつ寒くなっている。それに何が物悲しいかって日没が早くなっていることだ。当然に夜明けも遅くなっているし、あっという間に夜が来る。冬至までおおよそ1ヶ月だが、さらに日没が早くなり夜明けが遅くなると思うと地球が地軸に対して23.4度傾いていることを実感させてくれる。
長い秋のおかげで着実に生長してくれる野菜がある。
これだ。
そう、ニンジン。
もじゃもじゃした葉色がなんともよい。この畝は発芽した頃にモグラの襲撃を受けて畝床が破壊されてしまった畝だ。おかげでとなりに播種したホウレンソウは壊滅的打撃を受けた。ニンジンとて心配な面があり、うまく根部が肥大化してくれるかどうか気になっている。
ニンジンは発芽さえうまくいけばあとは間引きするだけで収穫に至るラクチンな野菜だ。気がつかないうちに根部の肥大化が始まろうとしている。
ニンジンは比較的連作に強い野菜と言われているが、もう三季も連続してニンジンを栽培しているから有機物を鋤き込む必要が出てくるかもしれない。ニンジンと相性がいいのはエン麦だから、2016春シーズンはここにエン麦を播種して2016秋に備えることにしようかな。
当菜園のニンジンは8月下旬に播種している。通常は梅雨末期の湿順を利用して播種すると言われているので通常よりも1ヶ月程度遅い播種だが、それでも年内に収穫することが可能だ。当菜園の作付計画上どうしても8月下旬の播種になってしまう。今後も8月下旬の播種を続けていくことになろう。
本格的な冬が来る前に肥大化が進んでいることを祈りたい。