自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

スイカに関するエントリ。スイカ一株が病気に罹ってしまった

当ブログ管理人はどちらかというと内向的な性格であり、だからこそ家庭菜園的活動に勤しんでいるのかもしれない。また、片田舎に居住しているためかかなりの出不精でもある。

そんな当ブログ管理人はGWに入ったばかりの頃に、診断士試験に関するあるセミナーに参加した。日本橋で行われたそのセミナーには厳正な抽選で選ばれた悩める子羊たち総勢50名程度がセミナー部屋に押し込まれ、プログラムを消化していった。

 

当ブログ管理人は自己紹介というやつが嫌いだ。なぜ他人様に自分を紹介する必要があるのか、今でも理解できない。そもそもこういうことを平気で口にすること自体が内向的な性格を示唆している。

内向的な性格の持ち主である当ブログ管理人が、このような不特定多数が参加するセミナーに出席し、あまつさえ発言するなどといったことを自ら進んで行うこと自体が僥倖に等しい。自分でも不思議に思う。

 

セミナーの主催者に、市中銀行のバックオフィスに勤務する方がいた。主催者ということは診断士試験に合格した強者なのであるが、人見知りが過ぎると自己紹介でのたもうていた。

「でも、そういう人がどうして人前に出るのだろう?」と思った。

また、その席には出席していなかったのであるが、自分は内向的人間だと宣言しながらいろんな社交的な場に赴いていた方もいる。ある意味、謙遜? とか思ってしまうくらいアクティヴに活動しているように見えた。

だからそのとき、どうして内向的性格を自負しているのに社交的な活動を進んで行うのかと聞いてみたかった。

当然に返ってくる返答も予測できたのだけれど、ここは気の利いた回答を期待したかった。

内向的な性格の当ブログ管理人はとうとうその質問さえ繰り出せずに、セミナーが終わってしまった。落胆して日比谷線に乗った。

出不精で内向的な自分がこういうセミナーに出席できたことが収穫だった。

 

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そうそう、スイカのエントリでしたな。

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スイカは黄色い小玉タイプを2株、赤い大玉タイプを2株定植している。すべては我が家の扶養家族であるシバイヌのために栽培する。

ところが4株のうち1株が病気になっている。

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まったく成長している気配を感じない。ひょっとしたらダメかもしれない。でも、これは小玉? 大玉? どっちだろう? とりあえず、このまま放置を決め込んだ。この日の目的は摘心なのだ。

実は摘心するタイミングは前の週末であったのだが、強風だったので菜園に繰り出すことができなかったのだ。

摘心そのものもあっという間に終わった。

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病気になった株以外は順調だ。蔓を誘引しながら敷きワラしなければならない。ワラは昨秋調達したものが転がっている。それを転用すれば良かろう。

 

せっせ。

 

せっせ。

 

 

せっせ。

 

 

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とりあえず畝の両サイドに敷きワラした。一夏超える頃にはワラも腐熟するから土作りに役に立つ。一石二鳥だ。

 

今後の作業は蔓を誘引しながら人工授粉だ。特に大玉は実の数を制限したいからね。

 

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家庭菜園的活動をしていると“没頭”できるのがいい。

家庭菜園的活動をしていると自分を誇ることができる。野菜たちと真摯に向き合っているからだ。

ということはこの内向的な性格は自分に誇れるものがないことから来ているのかもしれないな、と考えてみた。

 

敷きワラを終え、腰をトントンしながら苦笑した。